2015.12.05
あなたの家庭は大丈夫? 離婚を招く夫婦の会話パターン
結婚式で永遠の愛を誓い合ったものの、結婚生活が長くなれば、相手の嫌な部分が見えてくるもの。時には夫婦喧嘩をしてお互いが気まずい空気になることもありますよね。
今まで喧嘩をしても時間が経てば仲直りができていたという人も多いと思いますが、それはお互いが無意識に修復努力を行っているからかもしれません。しかし、中にはお互いに関係が修復できず、離婚してしまう人も…。
そこで今回は、離婚を招く夫婦の会話パターンをご紹介いたします。
4年以内に離婚するかがわかる! 問題は不満のぶつけ方に…
ワシントンの心理学者であるジョン・ゴットマン博士は10年以上にわたる分析の結果、夫婦に15分間会話してもらうだけで、85%の確率で、彼らが4年以内に離婚するかどうかを言い当てられるようになったそうです。そんな博士が、離婚を招く会話のパターンを動画で分かりやすく紹介しています。
離婚する夫婦がたどる会話パターンとは
1)文句ではなく、相手のことを批判してしまう
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2)批判されると、「仕方ない」などの守りの言葉で自分を防御する
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3)批判と防御が繰り返されて収まらない場合、相手を「見下す」言葉が出る
「あなたって人は本当にダメな夫」、「誰が聞いてもお前が間違っている」などの言葉がこれに当てはまります。
この見下しがお互いに頻繁に出ていると、かなり危険です。
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4)相手を無視する
男性に多い行動で、これは脈拍が100を超えて戦闘態勢に入ってしまったときに起こるようです。
女性の場合は口論がエスカレートして心拍数が上がっても、割とすぐ元に戻りますが、男性は生物的に上がりやすく、一度心拍数があがってしまうとなかなか下げることができず苦しい状態になるようです。
そこで、爆発するのを避けるために無視をし、この会話(口論)を止めようとするのです。
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5)無視された相手は、絶望感を味わうことになる
これらの繰り返しが、夫婦間に確実に大きな溝を作っていきます。
雰囲気を変える努力を
女性は男性よりも口が立つため、ついつい旦那さんを言葉で言いくるめてしまいがちです。特に喧嘩中はカッとなって冷静さを失ってしまうこともよくありますよね。
そういう人は「このままでは大喧嘩になるな」と思った時点でまずは修復努力をしてみてください。それはつまり、夫婦間に流れている悪い雰囲気を、前向きな良い雰囲気に変えてみるということです。
「いま自分が感じている気持ちと、どんな気持ちになりたいのかを相手に伝える」「ユーモアを交えて悪い雰囲気を変えてみる」など、相手をクスッと笑わすようなことを言ってみたり、子どもの口癖を真似してみたり、その場の空気を変える言動であればどんなものでもOKです。
しかし、強引に雰囲気を変えようとすると、一方通行の会話になってしまうので要注意。
まずは相手にどのくらいの精神的な余裕があるのかを見極める必要があります。
相手が納得するような修復努力を行えば、必ず雰囲気は良くなるはずです。
「ありがとう」は魔法のことば
夫婦の信頼関係を作り上げるのは、ずばり「ねぎらい」です。ねぎらいはほめることと違い、相手の成果に関係なく伝えることができます。
その中でも「ありがとう」はどんなシチュエーションでも使える魔法の言葉ということを覚えておいて下さい。
「いつもお仕事ありがとう」「子守をしてくれてありがとう」「掃除を手伝ってくれてありがとう」など、ちょっとしたことでも使うことができるので、ぜひこの魔法の言葉を活用して、夫婦円満の秘訣にしてみてくださいね。
どんな夫婦でも、お互いの不満は何かしらあるはず。ついつい言い過ぎることもあるでしょう。
そんなときは、深呼吸して一度気持ちを落ち着かせてみてください。そうすることで、少し冷静になり物事を考えられるようになります。
普段の夫婦の会話が、『離婚を招く会話パターン』になっていないか、一度確認してみてくださいね。
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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