2016.10.30
秋は人形供養シーズン!人形・ぬいぐるみの整理に困ったら利用してみて
そろそろ年末に向けて、片付けを始めようと思う人もいるのではないでしょうか。大掃除の前に、まずは要らないものを処分して、部屋をすっきりさせたいところ。
そんなとき一番処分に迷うのが、ぬいぐるみや人形です。誰かにあげるのも埃やアレルギーが気になるし、ゴミと一緒に出すのもなんだかかわいそう…。
結局そのまま処分することができずに、家の中に置いてあるという家庭も多いのでは? 処分できない人形やぬいぐるみは、人形供養に出してみてはいかがでしょうか。
今回は人形供養をしてくれる場所や費用などについてご紹介します。
人形に感謝の気持ちをこめてお別れができる『人形供養』
人形供養とは、古くなったぬいぐるみや人形、思い出がつまっていてなかなか捨てられない人形などを寺や神社で供養してもらうことです。
日本では人形には“魂が宿る”と言い伝えられているため、ゴミと一緒に処分することをためらう人も多いはず。大切にしていた人形やぬいぐるみなら、なおさらですよね。
人形を供養するということは、人形の魂をお祓いして感謝の気持ちをこめてお別れするという意味があるのです。
最近では忙しいママにうれしい『人形供養代行サービス』も…
人形供養は、神社に直接人形を持っていき、初穂料を支払い供養してもらう、というのが一般的。実際にこの季節は『人形供養祭』としてその日だけ人形供養を受け付ける、という神社が多いそう。
でも忙しいママにとって、人形供養の日程が決められてしまうと、ほかの予定を入れられなくなってしまい、結局持っていけない…なんてこともありますよね。
最近では、その日にその場所まで持って行くことができないという人のために『人形供養代行サービス』があります。ゆうパックで供養をしてもらいたい人形を送るだけでOK。
受付は1年を通して行っていますが、供養は毎年10月頃に開催される東京大神宮の『人形感謝祭』にて行われます。
希望する場合は、電話もしくはWebから申し込みを。後日“お人形差出しキット”が届くので、そこに供養してほしい人形やぬいぐるみを入れて送るだけ。料金は1箱5千円で、人形を送付して1週間以内に振り込みを行います。
人形の供養が終わったら、お知らせのハガキが届くので安心できますね!
詳しくはコチラをご確認ください。
随時受付OKの人形供養場所も
大切な人形を供養するのに、代行サービスはちょっと抵抗がある…という方は、随時、人形供養を行ってくれる寺院や神社もあるので、そちらの利用をおすすめします。
『本寿院(東京)』
本寿院は人形供養で有名なお寺です。日本だけでなく、海外でも人形供養の寺院として知られています。毎月第2日曜日の9時から人形供養を行っています。持ち込みでも、郵送でもどちらでも可能です。
費用はたて+よこ+高さ=70cmで5千円。また、別途費用がかかりますが、人形ケースや雛段飾りなども郵送することができるそうです。
詳しくはコチラ
『円宗院(神奈川)』
こちらも、人形供養で有名なお寺です。毎月第1日曜日の9時から人形供養を行っています。持ち込みでも郵送でも受け付けを行っています。費用はミカン箱1箱で5千円程度となっています。
詳しくはコチラ
『所澤神明社(埼玉)』
所沢は“人形の街”といわれるほど人形製作が盛んな場所。この神明社には『人形殿』といわれるお堂があります。人形供養祭は6月に行われますが、人形やぬいぐるみは随時受付をしてくれます。直接持ち込みをしても郵送でもOK。ひな人形は1体500円程度となっています。
詳しくはコチラ
人形は子どもの成長を見守ったり、家族の災いを引き受けてくれる存在だと考えられています。役目が終わったら、きちんと供養してお別れをしてあげてくださいね!
今回ご紹介した場所以外にも、日本全国で人形供養を行っている寺院や神社があります。受付方法や、供養の日も異なるのでお近くでも探してみてくださいね!
参照/
一般社会法人日本人形協会「人形感謝(供養)代行サービス」
Allabout「ひな人形は捨てちゃダメ!?」
人形供養.com
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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