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2018.11.07

ちゃんと正しくケアしてる?知っておきたい冬場の子どもの乾燥肌を防ぐ方法

ちゃんと正しくケアしてる?知っておきたい冬場の子どもの乾燥肌を防ぐ方法

秋も深まってきたこの時期、大人も子どもも気になるのが、お肌の乾燥ですよね。

乾燥対策は早めの対策がとっても大事! 冬になってから慌てて乾燥対策をしても遅いんです。この冬は親子で乾燥知らずの肌でいたい! そんな思いのママは必見ですよ♪

子どもの肌が乾燥する原因って?

冬場は肌の乾燥が気になりますが、実は、大人よりも子どもの方が肌は乾燥しやすいのです。その原因の1つは“皮膚の薄さ”。なんと赤ちゃんの皮膚はその半分の薄さしかないそうです。

また、子どもの肌表面の皮脂量は、20代の女性と比べると半分以下しかありません。肌も薄く、皮脂量も少ない小さな子どもには、乾燥対策が必須なのです。

生後半年までの保湿対策が、その後のアトピー予防につながる!?

「子どもだからお肌のケアをしなくても、若いし大丈夫でしょ?」と思われがちですが、国立成育医療研究センターの臨床研究によると、新生児期の頃から保湿剤を塗布し、保護することにより、アトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上も低下することがわかっています。

こういったアレルギーを予防するためにも、子どもの肌を乾燥から守ることはとても重要なのです。

赤ちゃんの肌の保湿と、アトピー性皮膚炎との関係性については、mamaPRESSでも過去にご紹介していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

生後半年間が勝負!全身保湿でアトピーの発症を防ぐ!

乾燥を防ぐための対策

子どもの乾燥肌対策

Photo/Juta/Shutterstock

アトピーなどの病気にならないために、日頃から乾燥を防ぐ対策が大事です。子どもを乾燥から守る対策方法をステップごとに見ていきましょう。

洗う

入浴時に体を洗うときは、ナイロンタオルや洗浄力の強い石鹸はNGです。綿素材のタオルと刺激の弱い石鹸を使って、泡立ててから優しく洗うようにしましょう。

手のひらで包み込むようになでて洗うのもOKです。肌を清潔に保つことはとても大事ですが、強くこすりすぎたり、洗いすぎたりすることは逆に乾燥を引き起こす原因になります。

また、石鹸はしっかりと洗い流すことも大切です。

お風呂に浸かる

お風呂のお湯の温度は、38℃~40℃くらいのぬるめに設定を。 熱すぎるお風呂は、かゆみを増したり、皮脂を落としすぎたりすることがあります。

入浴剤を使う場合は、赤ちゃんでも使えるもので、さらに低刺激性の保湿入浴剤を選びましょう。

入浴後

お風呂あがりは、肌細胞が水分を含んで柔らかくなっているため、保湿剤の浸透力が高まっています。入浴後はすぐにスキンケアをしてあげましょう。

その際、なるべく刺激の少ない保湿剤を選ぶのも大切。油性成分を含むタイプの保湿剤は、被膜を作って、水分が蒸発するのを防いでくれるので、おすすめです。

特に冬場は、しっかりくっついて肌を守ってくれるクリームや軟膏タイプがおすすめ。

体を締めつけすぎず、肌をあまり刺激しない素材の衣類を着る

肌を刺激しない天然素材のコットンなどの衣類を身につけましょう。

部屋の加湿

部屋の中を乾燥させないことも大切です。洗濯物を部屋干しにしたり、濡れタオルを干したりするのも効果的。適切な湿度を保ちたい場合は、加湿器を使用するのも良いでしょう。

生活リズム

疲れやストレスでも体のバリア機能が低下し、乾燥やアトピーの原因となります。休息や睡眠をしっかりとり、規則正しい生活をしましょう。

子どもの肌はとってもデリケートです。乾燥肌は絶対に放っておいてはいけません! 早めに対策して、きれいな肌で冬を乗り切りましょうね!

TOP PHOTO/Evgeny Atamanenko/Shutterstock
参照/ 富久こどもハート・アレルギークリニック「アトピー性皮膚炎・乳児湿疹・乾燥肌」
持田ヘルスケア株式会社「アトピー肌・乾燥肌・敏感肌」
朝日新聞デジタル「冬の子どものスキンケア」
日経BPスペシャル「赤ちゃんの肌と空気 皮膚の厚さは大人の半分」
サツウェブ「かゆみSTOP!子どものための乾燥対策」

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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