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2017.09.17

移住してでも受ける価値あり!?今人気の『ハワイ教育移住』とは?

移住してでも受ける価値あり!?今人気の『ハワイ教育移住』とは?

モデルで実業家でもある梨花さんや、元横綱の妻・花田美恵子さんなど、子供と一緒にハワイへ移住する芸能人ファミリーは結構いますよね。

このように、近年ハワイへ移住して現地の教育を子供に受けさせたいと願う親がとても増えているようです。

そこで、今回は今注目の『ハワイ教育移住』についてご紹介しましょう。

教育事情や暮らしさが魅力!ハワイ移住のメリットは?

ハワイの義務教育は、日本の幼稚園年長に該当する1年生から、高校3年生に該当する12年生まで。一貫教育校が主流で、約280校の公立学校と約130校の私立学校があるそうです。

教育レベルの高い私立もあり、そこに入るためには塾に通ったり、プリスクールに通ったりする必要があるとのこと。この辺は日本と同じですね。

また、ハワイでは共働き家庭が一般的なことから保育園のサービスも充実していて、0歳から預けるママも多いようです。保育園は朝6時から開いていて、昼食はもちろん朝食も用意してくれるそうです。

保育内容は日本と同じような感じですが、基本的に英語でのコミュニケーションになるので、英語が自然な形で身につきます。

現地に日系人や日本人が多いことから日本のテレビなどのメディアに日常的に触れられるのもメリットのひとつ。有料サービスやインターネットを通じて、日本のテレビをかんたんに見ることができるので、日本語に触れる機会も多い海外の一つです。

海外でありながら比較的日本語が通じやすいうえに、歴史的に政治、経済、文化、あらゆる面で日系人が活躍していることからも日本人に対して理解があるので、子供たちが暮らしやすいという点は、やはり最大のメリットかもしれません。

日本語が話せる医師や日本人医師なども多く、医療の面でも安心です。

大自然に囲まれた素晴らしい環境で治安も悪くないので、ハワイはセレブの間でも人気があり、世界中から富裕層が集まってきます。そのためここで教育を受け、成長しておくことで世界に人脈を広げられるのも利点です。

いいところばかりではない!?なまりや日本語力などでデメリットも

一方、ハワイ移住教育にはデメリットもあります。

ハワイに移住し、教育を受けさせるということは現地の学校に入るということ。当然ながらハワイなまりのある英語のシャワーを浴びるわけですから、子供もハワイなまりの英語を覚えてしまいます。

もし、キレイな英語を学ばせたいという希望があるのであれば、ロンドンやニューヨークなど、別の土地を選ぶほうがよいかもしれません。

また、いくら日本のメディアに触れる機会に恵まれているといっても、日本で日本の教育を受けている子供と比較したら足りない部分も多く、そこは親が家庭でしっかり日本語の漢字や文法、熟語などを教えていく必要もでてきます。

また、日本人が多いことから逆に日本人とばかり付き合ってしまうリスクもあり、結局日本にいても同じということも。せっかく海外にいるのですから、ローカルとの付き合いも大切にしましょう。

小さな子供と一緒に移住する場合は、ハワイには日本のような遊具がいっぱいある公園が少ないということも念頭におきましょう。

現地の人たちは公立小学校を開放しているときに遊具で遊ばせたり、動物園の年間パスポートを使って動物園でピクニックしたり、プールや海で遊ばせたりしているようです。

文化的な面での違いもあるので、事前に理解しておかなければいけません。例えば、日本では躾として、思わず子供を叩いてしまうこともありますが、ハワイでは子供を叩くのは虐待になりますので注意しなくてはなりません。

家賃や食費は日本より高額!生活・教育費用もよく検討を

ハワイの家賃は一般的に日本よりも高いと言われています。

ワイキキなどの人気地域では、狭い1Kなどの部屋でも10万以上することもあるようですし、子供と一緒に移住となるとセキュリティや広さなど求めるものも多くなります。

ハワイの賃貸住宅は、光熱費込みの家賃のところもあるようですので、その点は安心ですが、最低でも20~30万はかかるのではないでしょうか。

ハワイは食費も高いです。日本ではつい買ってしまうコンビニのおにぎりも、ハワイで購入すると200円ほどしてしまいます。外食は全般的に日本よりかなり高いと考えておきましょう。

また、教育費についても同様に、名門私立に入れる場合は年間200万近い学費がかかります。

このように、ハワイで移住してしっかりとした教育も受けさせようとなると、かなりの経済的余裕が必要といえるでしょう。

ハワイ移住と聞くと、「優雅でいいな」「毎日楽しそう」「のんびりできそう」と羨ましく思いますが、実は一部のセレブを除き、一般のファミリーは質素に生活し、家計を支えるためにもママも朝から忙しく働いています。

子供によい教育を受けさせたいと思ったら、塾やお稽古などもさせなくてはならず、日本と変わらず親子共々忙しくしているようですね。

それでも、あの自然と、大らかなハワイの雰囲気の中で子育てをするのは、そういった苦労やハワイ移住生活のデメリットを帳消しにしてしまうくらい贅沢で素晴らしい体験かもしれません。

最初は数ヶ月の短期親子留学などをして様子を見てみるのもおすすめです。ハワイ移住教育に興味のあるパパ、ママは検討してみてはいかがでしょうか?

PHOTO/Miyu Nur/Shutterstock
参照/ 「経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親」著者:イゲット千恵子(経済界)
Hapuna「ハワイ留学の良い点・悪い点」
ハワイに住む「CASE 01 子ども留学の場合」
ニュースポストセブン「有名人たちが移住を望むハワイにハイレベルな教育事情あり」
Travel Note「ハワイに移住する方法!条件や費用はどのくらいかかる?現実は厳しい!」
ハワイの起業家&作家 イゲット千恵子の大人のハワイライフ「ハワイ私立校の学費」
ハワイ移住計画委員会HAWAII Fan!「ハワイ移住にかかる費用」

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記事提供:ならいごとキッズ マガジン

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