2018.06.01
パパに見せたい!自治体発行のユニークな『父子手帳』5選
『イクメン』というキーワードのもと、子育てに協力的なパパこそ良いパパ!というイメージがすっかり世間に定着している現代の社会。しかし、そんな頑張るパパの中には“イクメンブルー”といううつ傾向に陥ってしまうケースも見られます。
一部の自治体では、そんなパパたちを応援するために『父子手帳』というものが作られていることをご存知ですか?
パパの強い味方!『父子手帳』とは?
『父子手帳』が発行され始めたのは1990年代半ば頃。一部の自治体などが独自に作っているもので、赤ちゃんのお世話などの子育てに関することや、パパ友交流のアドバイスなど、その内容もオリジナリティに溢れています。
まさに新米パパにとっては強い味方になってくれそうな1冊なのですが、まだまだ認知度は低いのが現状です。そこで今回は、パパに役立つ『父子手帳』の中から5つの自治体をピックアップしてご紹介します!
神奈川県『パパノミカタ』
出典:パパノミカタ
「パパやママだけでなく祖父母や友達、幼稚園や保育園の先生、職場の仲間などみんなで協力して育児をしよう」をモットーとした冊子で、“パパ育児の秘訣は「妻のケア」にあり”など、調査結果に基づくアドバイスが盛り込まれているほか、パパと子どもが楽しめる“カラダ遊び”や“パパ料理”など、楽しいアイデアもたくさん!
WEBサイトでは子育ての基本的な知識のほかにも、パパサークルや県内のお出かけスポットの情報発信などを掲載されていますよ。WEB版のほかに、HP上では冊子版のダウンロードも可能です。
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岐阜県『パパスイッチオン!ぎふイクメンへの道』
出典:岐阜県公式ホームページ
妊娠初期から後期までの期間、パパがママにサポートできること、さらに、産後は赤ちゃんの月齢に合わせてパパができる育児を詳しく紹介しています。
また、“妊娠中にしてもらって嬉しかったこと”などの先輩ママたちの生の声や、育児休暇のモデルシミュレーションなどは、きっと新米パパの役に立つはず! 赤ちゃんの手形・足形を残せる嬉しいメモリアルページもあります。
市町村の窓口で母子手帳と共に配布(すでに子育て中の家庭もOK)しているほか、県外の希望者には郵送でも対応してもらえます。
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宮城県石巻市『石巻市父子手帖』
出典:石巻市
妊娠から出産、子育てに関する情報がすべて詰まっている!といっても過言ではないほど、とにかく情報量が多いのが特徴です。
カラー写真も多いので赤ちゃんとの生活もよりイメージしやすく、この1冊があればパパも安心! 市役所(支所)の窓口で交付して貰えるほか、HPからのダウンロードでも入手可能です。
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和歌山市『和歌山 男の子育て指南本』
出典:和歌山市
最初に掲載されている“チャート式 あなたは何パパ?”やママも思わず頷いてしまうような“家内安全 和歌山旦那七ヶ条”など、楽しみながら読み進められるような内容です。
知っておくと便利な支援サービスなど、パパと共有しておきたい情報もバッチリ押さえています。子どもの成長を文章や写真とともに記録していく“記入ノート”もいっしょに配られていますよ。
母子手帳の交付時に一緒に窓口で配布してもらえるほか、和歌山市のHPからは電子ブック版も利用できるので、チェックしてみてくださいね。
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埼玉県『イクメンの素(もと)』
出典:彩の国 埼玉県
最終目標は“一日一人で育児ができるパパ”。育児に関わりたいけど、何をどうしてよいのかわからない…。そんな迷えるパパへのヒントがたくさん詰まった一冊です。“これだけはやめよう パパのNG態度”は、事前に読むと読まないでは夫婦関係が大きく変わるかも!?
冊子は窓口で直接受け取るほか郵送でも入手でき、さらに、HPからのダウンロードも可能です。
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ここでご紹介した父子手帳は、自治体で交付しているほかにもHPでダウンロードできるのもがほとんどです。
これから出産を控えているママ・パパや、今まさに赤ちゃんとの生活がスタートしたばかり!というご家庭では、ぜひ活用してみてはいかがですか?
TOP PHOTO/And-One/shuterstock
参照/
NIKKEI STYLE「新米パパは父子手帳をまず読むべき」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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