2022.04.28

最近話題の大人も子どもも「腸活」とは？「腸内フローラ」のバランスを整えるために重要なこと

最近よく聞くこのワード！「腸活」や「腸内フローラ」って知っていますか？

特に「腸活」という言葉が、世の中に浸透しており、周りでもよく聞くようになった言葉じゃないでしょうか？大人はもちろん、子どもの元気にも関わる、話題のホットワードです。

最近、よくきく腸内フローラとは？

出典：株式会社日健協サービス

ご存知のとおり「腸活」とは、腸内の環境を整えること。腸内環境がよくなることによって様々なメリットがあります。腸内環境をよくするには、「腸内フローラ」と呼ばれる腸の中にいる菌たちのバランスを整えることが大切です。

人の腸の中にはおよそ1,000種類以上、100兆個以上の細菌が住み着いていると言われており、これらの細菌は、種類ごとにグループを作っていて、顕微鏡で腸の中をのぞくと「お花畑（フローラ）」のように見えることから「腸内フローラ(腸内細菌叢)」と呼ばれています。

また、腸内フローラは「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の大きく3つに分類され、それぞれの菌の数のバランス（腸内環境）は、毎日の食事や体調、年齢などたくさんの要因によって、日々変化します。

腸内を整えるには、菌のバランスが重要

出典：株式会社日健協サービス

腸内フローラには、「善玉菌2・悪玉菌1・日和見菌7」という理想のバランスがあるとされています。そのバランスがくずれて悪玉菌が増えすぎてしまうと、便秘や軟便などを引き起こすと言われています。

腸内環境を整えておくと、おなかの悩みだけでなく、腸内環境の乱れによる肌荒れや口臭、体臭などの改善にもつながると言われています。

出典：株式会社日健協サービス

しかし、年齢とともに善玉菌は減少し、悪玉菌は増加傾向にあります。そのためバランスが崩れやすくなってしまいます。

善玉菌を増やすための手段

どうしたら、年齢とともに減少してしまう善玉菌を増やせば良いのでしょうか？

対策として、食事を制限することや善玉菌を含む食事をすることが挙げられます。

肉類や魚介類、卵、乳製品などに含まれている動物性たんぱく質や脂質の多い食事に偏ってしまうと、悪玉菌が増える原因になります。そのため、そのような食品を摂らないという対策はできますが現実的に厳しい制限は、食事の楽しみを半減させてしまいます。ちなみに善玉菌を含む食品を取っていくこともできますが、なかなかそればかりを食べることも難しいと思います。