2016.04.14
簡単・手軽でおしゃれ!『エアプランツ』を育ててみよう♪
「お部屋が何だか殺風景」、「子どもの物に占領されて、おしゃれさに欠ける」…そんなときは、植物をプラスしてみてはいかが? 最近では、多肉植物も人気ですよね。でも、土を用意したり、成長したら植え替えたりするのはちょっと面倒。そんな人におすすめしたいのが、土も水もいらない『エアプランツ』です♪
エアプランツってなに?
『エアプランツ』とは、土や水が無くても育てられる植物のこと。一般的な植物のように土の中に根を張って成長するのではなく、岩石や他の樹木などに寄生し、根や葉から、雨や空気中に含まれているわずかな水分を吸収して成長します。
コンパクトなものが多く、またとても美しい花を咲かせるものもあります。天井から吊るしたり壁にかけたりと、おしゃれなインテリアとしてとてもおすすめの植物です。
おすすめエアプランツ
エアプランツとして有名なのが、チランジア(ティランジア)というパイナップルと同じ仲間の植物です。その中でも、初心者でも育てやすい2種類をご紹介します。
カプトメデューサエ
100均でも手に入るのが、ギリシャ神話のメデューサのような姿からその名がついた『カプトメデューサエ』。育てやすいので、エアプランツ初心者におすすめです。流木に固定すれば、あっという間にカフェのようなおしゃれなインテリアに大変身! 流木は、川原などで拾えます。
また、ペットショップの水槽などが置いてあるコーナーでも売られているので、チェックしてみて。ガラスの瓶などに入れて飾るのもおすすめです。
ウスネオイデス
インテリアグリーンとして人気が高い『ウスネオイデス』。別名『スパニッシュモス』とも呼ばれています。写真のように天井から束ねて吊るすと、シルバーグリーンの花束のようで素敵ですよ♪
育て方のポイント
水やり
土も水もいらないエアプランツですが、まったく水が不要なわけではありません。主に葉の表面から水分を吸収するので、週に2~3回霧吹きなどで株全体に水を吹きかけます。また、月に1度ほどソーキングを。ソーキングとは、バケツや洗面器などに水を溜めて、その中に株ごと沈めて水を吸わせる方法です。種類にもよりますが、4~6時間ほど水に浸します。
置き場所
エアプランツはやわらかな光を好むので、直射日光は避け明るい日陰に置きます。窓辺やベランダなどがベスト。風通しも重要ですが、エアコンなどの真下に置くと乾燥してしまうので要注意です。
お部屋に飾ると、こんなにおしゃれ!
もともとは木に寄生していたので、流木やコルクなどに組み合わせると、より元気に育つエアプランツ。見た目もとってもおしゃれです。ほかにも、貝殻と組み合わせたり、額縁の中に入れてみたり…インテリアとしての飾り方は無限大! お気に入りの雑貨の上に置いたりしても素敵ですよ。
手軽に育てられて、とってもおしゃれなエアプランツ。ただし、水をやりすぎたり、逆に放置しすぎると枯らしてしまうので、その点だけ注意してくださいね。育てていると、だんだんと我が子のように愛着がわいてきちゃいます。多忙なママたちにおすすめですよ!
参照/
ガーデニング花図鑑「エアープランツ(チランジア)」
A Tropical Garden「不思議な植物エアプランツの楽しみ方と、最高にかっこいい飾り方」
LOVE GREEN「【エアプランツ】5分で分かる”チランジア・ウスネオイデス”の育て方」
『エアプランツとその仲間たち ブロメリアハンドブック』(藤川史雄/双葉社)
水谷 花楓
東京の出版社で雑誌広告営業を7年間、その後、結婚して大阪に移転、リフレクソロジーの資格取得、受付嬢、社長秘書とやりたかった職種はすべてクリア!現在は、パンダで有名な和...
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