2016.09.01
エコでかわいい文房具『花咲く色えんぴつ』って知ってる?
最後までなかなか使いきれない鉛筆や色鉛筆。短いと持ちにくくなってしまうけれど、だからといって捨てするのも心苦しい…。そんな思いから生まれた『花咲く色えんぴつ』という商品をご存知ですか? 短くなった鉛筆を土に植えると、何とそこから植物が育つんです!
『花咲く色えんぴつ』の誕生秘話
この色鉛筆を考案したのは神田剛さん。当時就職活動中でしたが、使いきることが難しい鉛筆と植物を結びつけるアイデアを自ら商品化すべく起業しました。試作品を作り、実際にイベントなどで試験的に販売してみたところ好評だったため、量産化することにしました。
このえんぴつには、全体の芯の半分には通常と同じく芯が入っていて、残りの半分に植物の種が入っているというもの。使いきって短くなったら、鉛筆にはられたシールを剥がして土に差すと、そこから芽が出て花が咲くというなんとも素敵な商品です。
ピンセットを使ってえんぴつに種を入れたら品質を保護する為にアルミやテープなどで包んで、一つ一つ手作業で商品化していくそう。神田さんの想いと愛情がたっぷり詰まっていそうですね。ちなみに、鉛筆には植物の種類と蒔きどきが印刷されています。
これなら植えたあとに「あれ?何の種だっけ??」ということもありませんね。
プレゼントや夏休みの自由研究にも
この“花が咲く”という素敵な発想もあって、合格祈願の贈り物や入学のお祝いとしても次第に注目が高まっています。販売価格は1本340円。こちらのオンラインストアで購入できます。
植物の種類は2016年7月現在のもので、コスモス(黒えんぴつ)、レンゲ、バジル、クローバー、ブルーサルビア、ミニトマト(色えんぴつ)など。どれも馴染みの深い植物で、育てるのが楽しそうですね。また、蒔きどきのタイミングが合えば、夏休みの自由研究の課題としてもピッタリ。学年などに関係なく取り組める上に、エコと植物観察のどちらの要素も含んでいるのでおすすめです。
最後まできちんと鉛筆を使ったら、土にかえしてあげることでそこから新しい命が芽生える。『花咲く色えんぴつ』は、物や自然を大切にする気持ちを子どもに教えるきっかけにもなりそうですね。豊かな時代だからこそ、身のまわりにあるものを大切に使う気持ちは忘れたくないものですね。
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
詳しくはこちら