2017.05.14
抱っこ好きベビーとの外出がラク~♪ベルト式抱っこひも『ヒップシート』がこんなに便利!
抱っこがとにかくラク!ヒップシートのメリット3つ
筆者が実際に使ってみたメリットを3つご紹介します。
疲れにくい
とにかく抱っこがラクです。子どもをシートに座らせて、軽く支えてあげるだけでいいので、腕への負担がとても少なくてすみます。抱っこひものように肩が痛くなることもありません。
筆者は子どもの病院へ行ったときに初めてヒップシートを使いました。そのとき子どもは1歳9ヶ月、体重は約10kgでしたが、1時間の待ち時間も余裕で抱っこしていられました。
子どもの動きを阻まない
一般的な抱っこひもと違って肩ひもがないので、子どもを抱っこしたり、抱っこから下ろしたりが自由にできます。また、よく動く子の場合、普通の抱っこひもだと窮屈そうに思えることもありますよね。
でもヒップシートは赤ちゃんをおさえるパーツがないので、子ども自身も快適な様子です。
着脱が簡単
ベルト式なので着脱がとても簡単です。筆者が使っているタイプは、ヒップシートを腰に巻いてバックルで調整・固定するだけで装着完了です。慣れれば装着&抱っこが10秒でできます。
外すのにかかる時間は1秒くらいでしょうか。一般的な抱っこひもに比べて着脱がとてもスムーズにできます。
また収納力のあるタイプなら小物を入れられ、手ぶらでお散歩ができます。
慣れるまでの辛抱…?デメリット3つ
筆者自身、ヒップシートを気に入っているのですが、それでもデメリットに思う点はあります。
疲れないわけではない
ヒップシートを使うと、腕にかかる負担がとても少なくなります。でも、子ども自身の体重が軽くなったわけではないので、全体にかかる負担は変わりません。疲れにくいからと外出がつい長時間になってしまうと、今度はママの脚から悲鳴が聞こえてくることに…。
ちなみに筆者の場合は、抱っこが1時間半を越えるとだんだん脚に疲れが出て、歩くのがツラくなってきます。さらに2時間近い抱っこでの外出が連日になると、3日目くらいから脚の疲れが取れにくくなり、子どもを支えている腕にも筋肉痛のような疲労感が出はじめます。
疲れない時間内で使用するようにしたり、脚や腕に疲れを感じるときは家でゆっくり過ごしたり、疲れを出さないように抱っこする人の体力に合わせて活用するといいですね。
装着ポイントを間違えると痛い
この抱っこひもはベルトのように腰に巻いて使うわけですが、つけるポイントを間違えると腰に大きな負担がかかったり、骨盤にシートが当たったりして痛いです。
ちなみに筆者はウエストよりも少し高い位置でキツめに装着すると無理なく抱っこができます。何度か使っているうちに自分にあった装着ポイントが見つかるはずなので、いろいろ試してみてください。
着る服が限定される
ヒップシートはできるだけ体に密着させてしっかり固定したほうが使いやすいです。そのため、ヒップシートをつけるときは冬場にアウターを前開きにしないといけなかったり、ズボンのベルトができなかったりと服を選ばなくてはいけません。
ヒップシートを1ヶ月使ってみました!
筆者の息子も抱っこ大好き。自宅のベビーカーはもちろん、スーパーのベビーカートも拒否するほどです。筆者はもともと抱っこひもを2種類持っていました。いわゆるエルゴタイプとクロスタイプの抱っこひもです。
これまでは外出の目的に合わせて使い分けていましたが、1歳を過ぎて自由に動きたがるようになった息子には、どちらも適さなくなってしまっていました。そのため、外出のたびにクタクタ。腕も脚も疲れて毎日「かんべんして~」「お願いだからせめて歩いて~」と思っていました。
そんな中、筆者はヒップシートを使い始めてすでに1ヶ月たちました。今では絶対に手放せない存在です。
初めは装着に戸惑ったり、固定した位置が悪くて外出先で何度かつけ直したりすることもありますが、これまでとは比べものにならないほど外出がラクになりました。疲れにくくなって私自身も散歩が楽しいです。
着脱が簡単なので、家の中でもよく使っていますよ。サイズフリーなのでときどきは夫も使っていますが、やはり夫もラクだと驚いていました。
ただ、妊娠中のママは使えないので気をつけて。また、抱っこよりも歩くのが好きな子には向いていないかもしれませんね。
山下 二子
1984年生まれ。大阪在住。学生時代に医療福祉や情報処理・経理について学ぶ。卒業後は銀行に就職したのち、大手コールセンターへ転職。採用・研修・労務管理等を務めたが転居によ...
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