2016.05.23
格差の負け組『スーパープア』にならないために、やるべきこと!
昨今、日本でも貧困問題が問題とされていることをご存知の方も多いと思います。富裕層の『スーパーリッチ』と、貧困層の『スーパープア』の格差はこれからも広がるだろうともいわれています。
今は普通に生活を送っている人でも将来スーパープアになることも考えられるのです。そうならないために、私たちは今から何をすればよいのでしょうか。
格差社会の問題点はなに?
格差社会とは、富裕層と貧困層の差が大きく開くこと。この格差は財産の問題だけでなく、経済格差・所得格差・情報格差なども含まれています。今は安定した職と収入があるという人も、将来貧困層に転落することも珍しくはないのです。では、格差社会はどのような問題点があるのでしょうか。
就業スタイルによる格差
大きな問題としてあげられているのが、非正規社員やフリーターの拡大です。非正規社員やフリーターというのは、年齢が上がるにつれ正社員への転換が厳しいといわれています。若いうちは非正規社員やフリーターでも良くても、将来低所得のままになる恐れもあるのです。
突然の事故や病気
現役バリバリに働いていたサラリーマンが、突然の事故や病気で働けなくなる場合もあります。そうなれば所得が減り、保険や国の保障に頼るほかありません。たとえ社会復帰できたとしても、病院に通うことを余儀なくされる場合もあります。
生活の保障はもとより、健康だった頃と同様のチャンスが平等に与えられるような支援がないと、厳しい状況になってしまいます。
格差の連鎖
親の所得が少ないと子どもに十分な教育を受けさせられず、子どもも所得の低い職業につかざるを得なくなることが少なくありません。このようにして、社会の階層が固定化してしまうというのは大きな問題です。
スーパープア予備軍の特徴
今スーパーリッチの人も、気を抜けばスーパープアに転落してしまいます。では、スーパープア予備軍と呼ばれる人は、どんな特徴を持っているのでしょうか。
『スーパープア予備軍』
- 目先ばかり見ていて将来の見通しが立てられない
- 高すぎるローンにお金をかけている
- 家計の収支を把握していない
- せっかくためても、貯蓄の取り崩しが多すぎる
- 真のキャリアアップにつながる自己投資ができていない
スーパープアにならないために、今からできること
『所得が低いから不幸』『所得が高いから幸福』というわけではありません。その人の価値観により所得が低くても幸福と感じる人もいれば、反対に所得が高くても不幸と思う人もいるはずです。
とはいえ、誰でもお金がないよりはある方がいいと思うはずです。今からできることをして、スーパープアにならないように準備しておきましょう。
- 日頃から節約・貯蓄のクセをつける
- 将来のライフプランを立ててみる
- 少しずつでも投資を始めてみる
- スキルアップのために勉強する
- 視野を広げ、人脈をつくる
- 長い目で見た健康投資に気をつける
スーパープアにならないためには、将来のライフプランをしっかりと家族で話し合うことです。もちろん、お金だけでなく健康面も大切な要素になるので、健康にも気を付けるようにしてみてください。
家計はママが管理しているという家庭も多いはずです。まずは、家族できちんと将来のライフプランを立てることが大切。家計をきっちり管理しているとはいえ、今の家計の状況を夫婦で共有していなければ、家計の状況を知らない夫が『まだお金はある』と思い無駄遣いをしてしまうかもしれません。
入っていくお金を目先だけで使うのではなく、将来のことも考えて使うようにしたいですね。そのためには、今あるお金を上手く運用するのもひとつの方法かもしれません。
参考/
わかるニュース「格差社会、格差は止まらない!?」
PRESIDENT WOMAN ONLINE「「スーパープア」にならないために、今すぐ始めるべき6つの法則」
PRESIDENT WOMAN ONLINE「「スーパープア」予備軍実例[CASE1]やみくも自己投資型プア」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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