2018.01.06
賢いママは使い分けしている!?フライパンを選びときのチェックポイントって?
毎日の料理に欠かせない存在の『フライパン』。そのフライパンにも、実はいろんな種類があるってご存知でしたか? 今まで何気なくフライパンを使っていたあなたも、これを読んだらいろんなフライパンを揃えたくなってくるかも!?
フライパン選びは“素材”を重視!
突然ですが、あなたはフライパンを選ぶときに何を基準にしますか? 大きさ? それとも重さでしょうか? 中には最近主流の“IHコンロ対応”かどうかを基準に選ぶという人もいるかもしれません。
実は、フライパン選びでもっとも注目すべきなのは“素材”なんです。自分がよく作る料理に向いている素材はどれか、また素材ごとのお手入れの方法、メリットやデメリットなどを考慮していくつか揃えておくと便利なんですよ。
素材ごとのメリット・デメリット
それでは、それぞれの素材ごとにメリットとデメリットを見てみましょう。
テフロン
表面に樹脂がコーティングされているフライパンです。ホームセンターなどでも“焦げ付きにくい”フライパンとしてよく見かけますね。
メリットはなんといっても焦げ付きにくさなので、後片づけが楽という点。デメリットはコーティングが剥がれてくると買い替えが必要になる(焦げ付きやすく、汚れも落としにくくなるため)点と、金属製のヘラはNGな点などです。
鉄
昔からあるフライパンの定番素材ですね。メリットは、どんな料理にも対応できて熱の伝わりも早い点。お手入れをすれば長年使い続けることができる点などです。
デメリットは、使い始めの油慣らしなどのケアが必要で、錆も付きやすいのでまめなお手入れが必要な点などです。重さもしっかりあるので扱いづらく感じる場合もあります。
鉄製のフライパンについてはmamaPRESSの過去記事でも紹介しています。参考にしてみてくださいね。
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鉄分が簡単に摂れる!フライパンを鉄に変えてみない?
鋳鉄(ちゅうてつ)
『スキレット』としてすっかりおなじみになった鋳鉄製のフライパン。そのまま食卓に出してもオシャレとあって、近年大人気のフライパンですね!
メリットは蓄熱・保温性が高く、温度ムラもないのでグリル料理に適している点。デメリットは、錆対策が必要な点や重さがある点などです。
ステンレス
見た目がシャープなステンレス製のフライパン。メリットは、熱が伝わりやすくどんな料理にもオールマイティに対応している上、錆びにくいのでいつまでも美しいままの状態を保つことができる点です。
デメリットは、熱の伝わりが悪いので焼きムラや焦げ付きなどが起きやすく、注意が必要な点です。
チタン
最後に、チタン製のフライパンの紹介です。軽いのに強度もあるというのがメリットで、キャンプ用のフライパンとしても採用されています。
一方デメリットは、熱ムラが起こりやすいという点。また、素材が高価なためフライパンのお値段も他と比べて高いという点です。
最低でも2枚!?選び方のコツ
それぞれのフライパンの特徴が分かったら、実際に自分に合うフライパンを選んでみましょう。
サイズ
家族の人数を参考にして考えると、3人以上なら28cmくらいがちょうど良いとされています。これをメイン使用にして、朝食用などサブ用に少し小さめ(20cm程度)のものをもう1つ用意しておくとひとまずは大丈夫ですね。
素材
フライパンの素材は、自分がどんな料理をよくするかを基準にして選ぶと良いですよ。
例えば、最初に紹介したテフロン加工は焦げ付きにくいので、卵料理や餃子などとは相性バッチリですが、高温に弱いので実はステーキやハンバーグなどの料理には向いていません。
その点鉄のフライパンはどんな料理にも使えるので、この2種類を最初に揃えておくと安心ですね。特に、料理があまり得意じゃないという場合には他の素材は使いこなすのにコツがいる場合もあるので、そういった面でもおすすめです。
形
通常のフライパンとは別に、“卵焼き用”や“スキレット”など形や用途の異なるものを足しておくと、かなり使い勝手が良くなります。素材の特徴に合わせてフライパンを使い分けると、さらに料理がおいしく楽しくなりそうな気がしますよね!
ちなみに我が家は『テフロン加工』のものを万能選手と思いこんでどんな料理にも使っていました…。ちょうど買い替え時期だったので良い機会と思ってじっくり検討してみようと思います! みなさんも、これを機に一度自宅のフライパンを見直してみませんか!?
PHOTO/DenisProdution.com/shutterstock
参照/
日経トレンディ「合羽橋のプロが教える「後悔しないフライパン選び」!フッ素加工に強火はNG!?」
NIKKEISTYLE「失敗しないフライパン選び「最強コラボ」に注目」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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