2017.08.28
言うことを聞かない!“悪魔の3歳児”の正しい対処法って?
なかなか言うことを聞いてくれない3歳児。ついこちらもイライラして怒鳴ってしまい、その結果自己嫌悪…。そんな負のスパイラルに悩む3歳児ママは少なくないはずです。
どうしてこんなに手がかかるの? どうやったらイライラせずに子育てできるの? そんな3歳児の“正しい対処法”はどうするのがベストなのでしょうか。
ママに“自分のことを見てほしい”というメッセージ
そもそもどうして言うことを聞いてくれないのでしょう? 実はその心の中には「自分のことを見て!」という子どものメッセージがあります。
例えば子どもが「ねえねえママ、見て見てー」と話しながらママの所へやってきます。
子どもがそのときに話したいことや聞きたいことがあるにも関わらず、ママが大人の都合で「あとにして」や「先にお片づけをしなさい」などと言って話をさえぎってしまうというシチュエーション、覚えがあるママもきっと多いですよね。
もちろん、どうしても今すぐにやらなければならないことがある場合は仕方ありませんが、いつもいつも子どもの話を後回しにしてしまうと、その不満が“言うことを聞かない子”として表れてきます。
“怒鳴る”、“褒めない”こんな叱り方はNG!
子どもが言うことを聞かないとき、ママはどのように叱ってますか? 実は、次のような叱り方はNGとされているんです。
怒鳴ったり脅迫めいた言い方をする
ママもイライラしてくるとつい大声をあげて怒鳴るように叱ったり、「お片づけしないならおもちゃを捨てちゃうよ!」などと脅迫めいた叱り方をしてしまいがちですよね。
でも、いつも怒鳴られていては子どももいい加減”免疫”がつくというもの。おもちゃもどうせ捨てないだろう、とママが舐められてしまう危険性大です。
叱るばかりで褒めない
悪いことをすれば叱るのはもちろんですが、きちんとできたときにはちゃんと褒めてあげていますか?
おもちゃを片づけなくて叱られてしまったけれど、そのあとできちんと片づけることができたなら、しっかり褒めてあげることを忘れないように。知らんぷりをしていてはダメですよ。
態度を途中で変える
子どもを叱っていると、次第に顔や体がこわばってきて怯えた表情になることがありますよね。そんな姿を見てハッとして「ごめんね、ちょっと言い過ぎちゃったね」などと思わず言ってしまいそうになりますが、これもNG。叱るときには最後まで一貫した態度で叱りましょう。
子どもにも分かりやすく説明しながら諭す
「そんなことしちゃダメ!」「ちゃんとしなさい!」と言うだけではどうしてダメなのか子どもに伝わりません。
電車の中で騒いでいるなら「電車の中では静かにしなさい」と叱る、歯磨きが嫌! と駄々をこねるようなら「虫歯になったら痛いよ? そうならないようにちゃんと磨こう」と諭すなど、子どもが納得しやすいように説明してあげましょう。
まずは子どもの気持ちに共感してあげよう
言うことを聞かない子どもにどう接するのか、ポイントはズバリ“共感”です。「おもちゃを片づけよう」と言って「いやだ!」と言われたら、まずはひとまず「そうだよね、いやだよね」と共感の言葉をかけてあげます。
すると、子どもは「分かってくれた」と思って意外とすんなりその次のママの言葉を聞くようになります。ここでチャンス到来!「でも、お片づけをしないとおもちゃがなくなったり踏んで壊れちゃうよ」と言います。
おもちゃがなくなったり壊れたりするのはいやだな、じゃあ片づけよう。子どもが自分でそう思えるようになれば大成功です!
遊び心をくすぐるのも効果的!
子どもがやりたくないと思っていることを、『遊び』に変換してしまうのも効果的な方法です。「片づけをしたくない!」となったら「じゃあ、ママとどっちが早く片づけられるか競争! よーいドン!」と言ってみましょう。
単純ですが、遊び感覚でなら子どももスイッチが入りやすいのでママもコントロールしやすいですよ。
忙しいタイミングで子どもが言うことを聞いてくれないと、ママもつい怒鳴り散らしてしまいそうになりますよね。でも、それって逆効果。
ドッカーンとなりそうになったら、まずは一呼吸おいてママの気持ちを落ち着かせる癖をつけるようにしてみましょう。そして、“怒る”のではなく“諭すように叱る”のが大切なポイントですよ。
参照/
ならいごとキッズ「悪魔の3歳児の叱り方とは?上手に叱って「考える力」を育てよう」
Allabout「イヤイヤ期の2~3歳児、上手な叱り方・伝え方」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
詳しくはこちら