2016.08.09
この夏に終わらせたい!『トイトレ』で子どものモチベーションを保つコツ
いよいよ夏も本番に差し掛かり、2~3歳の子どもがいる家庭では、「この夏こそはトイトレ(トイレトレーニング)を成功させたい」と思っているママも多いのではないでしょうか?
筆者も2歳の娘がいるのですが、この夏中にオムツを卒業できたらいいなと思い、最近トイトレを少しずつ始めています。トイトレの進め方についてはさまざまな情報が出ていますが、1番大事なのは子どものモチベーションを保つことだそう。
そこで、子どもと楽しくトイトレを進めるための効果的なアイデアを集めてみました。
まずはお気に入りのパンツを準備!
子どものモチベーションを上げるために、まずは子どもが喜ぶようなパンツを買ってあげましょう。子どもと一緒に買いに行って、キャラクターや絵柄などを選ばせてあげるのもいいですね。
我が家では『おねーちゃんパンツ』と呼んで、手の届く場所にしまうようにしたら、娘が自ら引っ張り出してきて履くようになり、トイトレがスタートしました。実際に好きなパンツがきっかけでトイトレを始めたという方も多いようですよ。
自分で選んだというドラゴンボールのパンツ姿がとってもかわいいですね! 実際にお漏らしをしてしまっても怒らずに、子どもの気持ちに寄り添ってあげることが大事。「おしっこでたね。パンツが濡れちゃったね。おトイレにいこう!」と明るくふるまってあげるといいのだそうです。
オムツからパンツに変えるのって、洋服も汚れてしまうし、洗濯物も増えるしで、躊躇してしまいがちですが、意外と履かせてみるとうまくトイトレが進んだなんてこともあるようです。女の子はアナ雪などプリンセス系のパンツなら喜んで履いてくれそう…☆
ツインズのパンツ姿、とってもかわいいですね! あまり親が無理矢理やろうとしなくても、自然とパンツを履きたいと言い出すこともあるようなので、子どもの様子を伺いながら進めたいですね。
トイレを好きになってもらうために…『トイトレ表』でゲーム感覚をプラスして
次に大事なのは“トイレを好きになってもらう”こと。そのために有効なのが、成功するとシールを1枚はれる『トイトレ表』を使う方法です。特に男の子の場合はコンプリート魂に火がついて、うまくいったなんてこともあるようです。
トイトレ表は市販でも手に入りますが、今回は親も楽しくなってしまう、かわいくて子どもが喜びそうな手作りのトイトレ表ご紹介します。
手作りは、少々面倒だなと思う方もいるかもしれませんが、子どもの好きなものに合わせることができるし、トイトレの進み具合に合わせてアレンジすることもできて、おすすめです。何より、ママが自分のために作ってくれたものなので、子どもも喜んで使ってくれること間違いなしです!
実際にトイトレ表を手づくりにして成功している方々の作品を見てみましょう。
パンツの絵がかわいいトイトレ表。実際にできたときにシールをはるようにしたら、トイレでおしっこがすぐにできるようになってきたそうです。
こちらは、木の台紙にリンゴをはっていくというもの。だんだんとリンゴの実が増えていくのが楽しみになり、トイトレもうまくいっているようですね。リンゴ以外にもぶどうやみかんなど、子どもの好きなフルーツにしてあげたら喜ばれそうです。
たくさんのアンパンマンキャラクターが描かれていてとっても上手ですね! ポイントは“子どものリクエストどおりに描いてあげた”ということ。ママが一方的に描くよりも、子どもの要望を聞きながら一緒に描くと、より効果があるのかもしれません。
トイトレ表に見えない! どんなインテリアにも合いそうなオシャレなトイトレ表ですね。台紙はママが好きなデザインにしていますが、シールはちゃんと子どもに選ばせて好きなものにしてあげているようです。台紙と好きな柄のマスキングテープさえあれば、簡単にオシャレなトイトレ表が作れそうです。
みなさん、トイトレ表ひとつでも工夫を凝らしているようです。我が家でも早速取り入れてみようかと思います。作ってみようかな、と思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
こんな手もあったか!海外ママに学ぶ、驚きトイトレアイデア
トイトレは世界中のママの通る道! 海外のママが実践している斬新なアイデアをご紹介します。
ご褒美作戦!
トイレに行けたら“ご褒美”をもらえる! そんなプレゼントのことを『Potty Prize』とか『Potty Treat』と呼ぶそうです。
こちらはトイレに行けたらキャンディをもらえるというもの。これがトイレに置いてあったらとってもかわいいですね!
出典:A Pumpkin & A Princess「POTTY TREATS JAR」
こちらは、マーブルチョコをかわいい瓶に詰めたもの。“トイレに行けたら1つ”“おしっこができたら2つ”“うんちができたら3つ”というように、ルールを作って実践している家庭もあるようです。お気に入りの瓶にリボンやシールをはりつければオリジナルの『Potty Treat』ができあがります。
こんなふうに、トイレに専用に箱や袋を設けて、ご褒美のおもちゃを置いてある家庭もあるのだそう。
便器にかわいいシール
出典:Etsy
こちらは、トイレの便器にはる専用のシール。キャラクターものなど、たくさんの種類が売られています。どのくらい長持ちするのか気になりますが、トイレを好きになってもらうにはいいアイデアですね!
実際にこのシールめがけておしっこをするようになって、1日でトイトレが終了した、なんて人もいるのだとか。
トイトレにもパーティー!
何と、『Potty Party』という名のトイトレのためのパーティーを開く家庭もあるそう。“今日でオムツは卒業!今日からパンツ!”を祝うパーティーなんだとか。
部屋を彩り、お気に入りのパンツを飾り、トイレットペーパーを使ったゲームをしたり、おやつを食べたりして過ごすようです。この日を盛大に祝うことで、“パンツを履いて過ごす=お姉ちゃん、お兄ちゃんへの第一歩”という印象を子どもに強く与えることができるのかもしれません。
「ここまでやるのか!」と感心してしまいましたが、子どもと一緒に楽しんで取り組めるという点で、とても参考になります。
気になるアイデアは見つかりましたか?“やらなくてはいけない”という気持ちでトイトレをスタートすると、うまくできなかったときに落ち込んでしまったり、子どもに対して「何でできないの?」というネガティブな感情を抱いてしまったりしますよね。
今回紹介したアイデアにはすべて“子どもにいかに楽しんでもらえるか”というママの思いが込められていました。我が家も含め、トイトレをはじめたい、うまく進めたいと思っている方は、ぜひ子どもと話してみて、子どもが喜ぶトイトレを実践してみてはいかがでしょうか?
tommy☆
1984年生まれ。静岡出身、2014年生まれの女の子のママ。大学卒業後、Web業界で7年間働いた後、結婚&出産で退職。娘が2歳になってから、のんびりと子育てをしながらエディター...
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