2016.12.24
実は日本だけ!?海外で驚かれる日本独特のクリスマス習慣
皆さんは今年のクリスマスの予定は決まりましたか? 独身時代には恋人と過ごしたり、友だちとホームパーティーをしたりしたのでは?
日本で当たり前だと思われているクリスマスの習慣、実は海外の人にはびっくりされるんですよ!
クリスマス=恋人同士で過ごすは日本だけ!?
日本でクリスマスといえば、“恋人同士が過ごす日”というイメージが何となく強いですが、英語圏の国の人にとってクリスマスとは“家族や友達と一緒にホームパーティーを楽しむ日”です。
日本でいう“お正月”のような感覚でしょうか? 家族や親せきで集まるのが一般的です。
本場ではクリスマスはお家でゆっくりが普通
ヨーロッパではほとんどのサービスやお店が一斉にお休みになります。なので、クリスマスは家でゆっくりと過ごすのが普通です。イルミネーションやレストランなど積極的に外出するのは日本独特かもしれませんね。
また、アメリカでは、“クリスマス=映画館の日”としても知られており、家族や友だちと映画館に出かける人も多くいます。ハリウッド映画がクリスマスに新作をリリースすることが多いそうです。
飾りいっぱいのデコレーションケーキも日本だけ!?
ディナーのあとはお楽しみの“クリスマスケーキ”! 生クリームとイチゴがたっぷりデコレーションされたおいしそうなケーキはクリスマスの大定番ですよね。でも実はこれも日本特有の習慣なんです!
フランスでは切り株の形をした『ブッシュ・ド・ノエル』、イギリスでは『クリスマスプディング』、ドイツでは『シュトーレン』など、そこまで見た目が派手ではないケーキを食べるのが普通です。
ちなみに、日本で初めてクリスマスケーキを発売したのは『不二家』で、1922年が最初だといわれています。その後、広く浸透していきますが、このような派手なケーキを食べる習慣があるのは日本や韓国くらいのようですよ。
チキンではなく七面鳥が本場の味!
イギリスではクリスマスにはチキンではなく七面鳥を食べるというのはご存知の方も多いと思います。
この習慣は元々アメリカからやってきたものだそうですが、アメリカでは11月の『サンクスギビング(感謝祭)』に七面鳥を食べるので、近年ではクリスマスには牛肉や豚肉など違う種類のお肉を食べる人が多いようです。
日本ではチキンが定番ですが、これはもともと日本人に馴染みのあったチキンをより手軽に食べられる『ケンタッキーフライドチキン』が、「クリスマスにフライドチキンを食べよう!」と宣伝したことで定着したそうですよ。
当たり前のように過ごしてきた日本でのクリスマスですが、海外と比べるとまったく違って驚くこともたくさんあります。
もともとキリスト教の国ではないので、クリスマス文化が日本にやってきたあと、日本人のスタイルに合わせて変化しながら今の形になっていったのかもしれませんね。
たまには“海外風”の本場スタイルで、ちょっといつもとは違うクリスマスを過ごしてみるのも楽しそう♪
参照/
Masterlangage「英語圏のクリスマス習慣:アメリカとイギリスのクリスマス文化の違い・ビジネスマンの為の異文化理解」
DeliCake「クリスマスケーキの由来、起源は?」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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