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子ども

2016.06.08

子どもの『指しゃぶり』による影響と無理なくやめさせる方法

子どもの『指しゃぶり』による影響と無理なくやめさせる方法

赤ちゃんによく見られる『指しゃぶり』。生後1歳くらいまでの赤ちゃんにとっての指しゃぶりは本能による生理的なものなので気にすることはありません。しかし、4歳や5歳になってもずっとやめられないままでいると、さまざまな影響が出てしまう可能性もあります。

できれば無理やりではなく、親も子どももストレスなく卒業したい『指しゃぶり』。スムーズにやめさせるにはどうしたらいいのでしょうか?

指しゃぶりはどんな影響があるの?

指しゃぶりがやめられないまま大きくなると、実際にはどんな影響があるのでしょうか。

まずは『歯並び』の問題。前歯がかみ合わなくなってしまったり、出っ歯になってしまったりと、やはり悪影響を及ぼしてしまうこともあるようです。4歳半から5歳くらいまでにやめさせると、元に戻ることも多いのでこの頃を一つの目安として遅くても小学校の低学年くらいにはやめさせたいですね。

その他にも、発音が舌足らずになってしまう、上唇がめくれ上がる、唇が閉じにくくなってしまい口呼吸気味になる、あごの発達に影響が出るなどの弊害もあります。

いつまでにやめさせるべき?

1~2歳の頃は眠い・退屈などの理由で指しゃぶりをしますが、4~5歳くらいになっても続ける指しゃぶりは寂しい、遊ぶ時間が少ないなど精神的な要因やただの癖であったりすることが多いので、なるべく早い段階でやめさせる努力をしましょう。

この頃はちょうど幼稚園入園のタイミングと重なりますね。多くの子どもは無理に止めさせなくても社会性を学んでいく中で自然にやらなくなりますが、なかなかやめられない子はちょっと工夫してみましょう。

効果があった『指しゃぶりをやめさせる4つの方法』

実際にママが試してみて効果があったよ! という指しゃぶりのやめさせ方をいくつかご紹介します。

テーピング

子どもが寝入った後で、親指にテーピングをして吸ったときの感覚を変えてしまう方法です。夜中の指しゃぶりがやめられずに悩んでいたママが試したところ、初めは少し泣いたそうですが2日ほどで効果があらわれたそうです。

言い聞かせ

ある程度大きくなるとママの言葉もしっかり理解できるようになるので、たとえば「3歳のお誕生日には卒業しようね」とか、分かりやすい期限を決めて子どもと約束しておくのも効果的です。卒乳のときにもよく使われる方法ですが、子どもも納得してやめられることが多い方法です。

代わりになるもので気を紛らわす

指をしゃぶる代わりにママが手を握ってあげる、絵本を読んで気持ちを集中させる、ハンカチを持たせるようにするなど、代わりになるもので気持ちを紛らわす方法です。指しゃぶりを我慢できたらしっかり褒めてあげて、指しゃぶりをしないことがいいことなんだと教えてあげましょう。

子どもでなく指を叱る

これは小児科の先生に教わった方法として紹介されていたちょっとユニークな方法です。指しゃぶりをしたら子どもではなく『指』を叱るようにするのです。「○○ちゃんの歯が痛い痛いになるから口に入るのやめてね」などと言って指に言い聞かせるように言います。これが結構効果があるようで、指しゃぶりの回数が減っていったということでした。

いつかはしなくなると分かっていても、歯並びが気になったり周りから指摘されたりするとやっぱり気になってしまうのが指しゃぶり。「ダメ!」と叱ってやめさせるのではなく、できればスムーズにやめられるほうがママも子どもも気持ちが楽ですよね。

子どもに合った方法で、ストレスなく指しゃぶり卒業を目指しましょう。

参照/ テーマパーク8020「口腔習癖(指しゃぶりなど)」
日本小児歯科学会「指しゃぶりについての考え方」
頑張る主婦を応援!「指しゃぶりを止めさせた体験談」
イクちゃんネット「指しゃぶりをやめない(2歳)」

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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