2016.05.11
もう失敗しない!運動会で子どもを上手に撮影するテクニック
もうすぐ春の運動会シーズンがやってきます。わが子の勇姿を写真に収めようと、早朝から場所取りをするパパやママもいるのでは? でも、いざ気合いを入れて撮ろうと思っても、動いている被写体をうまく撮影するのってなかなか難しい…。
そこで、運動会でわが子を素敵に撮影するテクニックをご紹介します。
運動会が始まる前に準備しておくこと
良い写真を撮るには、事前準備が大切です。用意しておくべき物から撮影のシミュレーションまで、あらかじめ準備しておくとよいことは以下の通り! 一度チェックしてみてくださいね。
充電を完璧にしておく
当たり前ですが、充電は前日の夜からしっかりとしておきましょう。いざというときに残量ゼロになっては悔やんでも悔やみきれません!
メモリーカードの空き容量をチェックしておく
意外に盲点なのが、メモリーカードの空き容量。これまでに撮りためたデータがいっぱいで新たに撮影できない、なんて事態も珍しくありません。しかも、パソコンなどにデータを移していなければ、削除もできないので要注意! 普段からデータは整理しておき、余裕があれば予備のメモリーカードも用意しておくと安心です。
自分の子どもの前に、他の子どもでテスト撮影しておく
いきなりわが子を撮影! ではなく、わが子の順番が来る前に実際に走っている他のお子さんで撮影の練習をしておくことが大切です。設定しているモードが適しているか、どこからどういう流れで動くのか、一度練習しておくと、いざ自分の子どもを撮影するときに慌てずにすみますよ。
ダンスの振り付けを事前に予習しておく
運動会前になると、家でダンスの練習をする子どもも多いですよね。なんとなく見ているのではなく、振付をしっかりと確認しておくこと。どんなキメポーズがあるかを事前に把握しておき、運動会本番はそのキメポーズを狙って撮影すれば、ブレずに良いショットがおさえられます。
一番の難関『手ブレ』を防ぐ方法
動きが多い運動会。一番の悩みの種は、『手ブレ』ですよね。普通のレンズでは子どもが豆粒ほどの大きさにしか撮れないので、望遠レンズやズーム機能を使って撮影する人は多いかと思いますが、望遠にすればするほど、手ブレは起こりやすくなります。
そんなときのために、持っていると便利なのが一脚。安いものは1,500円くらいからあり、コンパクトで持ち運びも便利なので、この機会に購入しておくといいかもしれませんね。一脚がない場合は、パパやお友だちなど隣の人の肩にカメラを置かせてもらい、支えにして撮ると格段に手ブレが防げるのでお試しあれ!
また、撮影モードを改めて確認しておくこともポイントです。普段はオート設定でしか撮影したことがないという人も多いかもしれませんが、実はカメラには撮影シーンごとに最適な設定になるような撮影モードがいくつもあります。運動会であれば、スポーツモードなどにしておくと失敗が少ないです。マニュアルで撮影する場合は、シャッタースピードを速く設定したり、連射モードを使うのも良いですよ。
いざ本番!どう撮るのがベスト?
しっかりと準備できたら、さあ、いざ本番です。ダンスのときは、事前に予習しておいたキメポーズを狙って! そして、もっとも撮影が難しいかけっこ…。どうしても子どもを追いかけて撮影してしまいがちですが、それではブレた写真が多くなってしまいます。
かけっこの場合は、スタート前、コーナリング、ゴール直後の3点に狙いを定めて撮影すると、あとで見返しても満足のいく写真が撮れますよ! もちろん、他の子で撮影テストをしておくことを忘れずに。
たくさん撮ったわりには、良い写りのものがほとんどない…なんて事態にならないよう、事前の準備とシミュレーションを万全にしておくと、きっと去年よりも素敵な写真が撮れますよ。当日はいいお天気になるといいですね!
PHOTO/reynermedia
参照/
いこーよ「運動会で子どもの写真を上手に撮影するコツ」
All About デジタル「運動会写真、ピンチを救う簡単撮影ワザ」
水谷 花楓
東京の出版社で雑誌広告営業を7年間、その後、結婚して大阪に移転、リフレクソロジーの資格取得、受付嬢、社長秘書とやりたかった職種はすべてクリア!現在は、パンダで有名な和...
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