2017.03.04
布おむつ育児を実践した私が教える!『布おむつ』の使い方と続けるコツ
トイトレがスムーズになるということもあって、布おむつに興味のあるママもいるはず。けれど、いざ始めようと思っても、わからないことだらけで、どうしたらいいかわからない!と困ってしまいますよね。そんなママのために、布おむつ育児に必要なアイテムや、使い方、おむつの洗い方を解説します。続けるためのコツも一緒にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
布おむつ育児に必要なアイテム
布おむつ育児をはじめるなら、まずはアイテムをそろえるところから。紙おむつと比べると、はじめに買いそろえるアイテムが少し多く、割高に感じるかもしれません。けれど、繰り返し使えるのでご安心くださいね。
おむつカバー
紙おむつのような形をしているカバーです。上の画像のようにベルトで留めるものだけでなく、パンツ型のものもあります。素材は主に3種類です。
- ウール…漏れにくく蒸れにくいが、洗うときは手洗い
- 綿…漏れやすいが蒸れにくい、洗いやすいが乾きにくい
- ポリエステル…蒸れやすいが漏れにくく、洗ってもすぐに乾く
筆者はおしりかぶれ予防のために、夏場はウールのカバーを使っていました。冬場はおしりかぶれにならなかったこともあり、ポリエステルと綿も交代で使うことが多かったです。
綿は触り心地がいい、ポリエステルは気にせずに洗濯機に放り込める、という利点があるので、赤ちゃんのお肌やライフスタイルに合わせて選ぶといいかもしれません。
輪おむつ
おしっこやうんちを吸収するためのもので、畳んでおむつカバーの上にのせて使います。乾きやすいですが、畳んで使うのは面倒と感じる人もいるようです。
成形おむつ(おむつライナー)
輪おむつ同様、布おむつの吸収帯で、おりものシートのような形をしています。畳む手間はありませんが、乾くのに時間がかかります。
フタ付きバケツ
使い終わった布おむつを浸け置きするためのものです。100均でも入手できます。
輪おむつと成形おむつは一長一短。筆者は布おむつを畳むのが好きだったので輪おむつを愛用していましたが、成形おむつのみを使うママ、ふたつを組み合わせて使うママもいます。はじめは両方を少量ずつ買ってみて、実際に試してみるのもおすすめです。
『ソフライナー』(あったら便利)
おむつの上に敷いて使います。うんちをしてしまったときにソフライナーごと捨てられるので、うんちをされたおむつの洗濯が楽になりますよ。
布おむつの使い方
1. おむつカバーの上に四つ折りで畳んだ輪おむつ(もしくは成形おむつ)をのせる。
2.紙おむつと同じようにあてる(生後半年以上でおしっこの量が多くなってきたら2枚)
3.使い終わったおむつをバケツへ入れる
4.おしっこやうんちをしたらその都度おむつを取り替える(うんちの場合はうんちをトイレに流すか、ソフライナーにくるんで捨てる)
大体1時間ごとにおむつチェックをしてみてください。おむつカバーはおむつの交換のたびに浸け置きする必要はなく、うんちがつくなど目立った汚れがなければ、そのまま1日使い続けてOKです。
洗い方
1.あらかじめバケツに、水とおむつの浸け置き洗剤を入れておく
2.浸け置きしたおむつは、1日分まとめて(翌朝)洗濯する
(輪おむつを干すときにはタコ足ハンガーが便利です)
筆者は面倒くさがりだったので、浸け置きおむつを液ごと洗濯機に放り込んでいました。うんちおむつだけは、お風呂に入ったときに一緒に洗濯してしまうと楽ですよ。
また、ポリエステルや綿のおむつカバーは一緒に洗濯機でも洗えますが、ウールは縮んでしまうので手洗いが基本です。
布おむつ育児を続けるコツは、がんばりすぎないこと
やはり洗濯や取り替える頻度、うんちのときの対処法は、布おむつ育児を続けるうえで負担に感じやすいポイント。けれど、ほかのアイテムの力を借りれば解消できます。
たとえば、うんちの処理を楽にするために『ソフライナー』を使ったり、夜間やお出かけなど、布おむつを交換するのが難しいときは紙おむつを使ったりすると、日々の負担をぐっと軽減できるはず。
筆者もはじめは夜間も布おむつを使っていましたが、やはり面倒になって紙おむつと併用していました。それでもおむつかぶれは起こりにくく、トイレトレーニングでまったく苦労しなかったので、布おむつ育児を続けてよかったと思っています。
布おむつ育児を続けることは、思っている以上に簡単でした。はじめは難しく感じるかもしれませんが、無理をせず、「気分が乗らない日は紙おむつに切り替える」くらいの気持ちで続けてみると、布おむつ育児を楽しめますよ。
Photo/Pamela D. Maxwell/shutterstock
参照/
ピジョンソフライナー
lucia
お酒・映画・海外ドラマ・ディズニー・アニメ・マンガを愛するちょっとおたくなママ。フリーのWEBライターとして活動するかたわら、喧嘩ばかりする小学生と幼稚園生の子どもたちを...
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