2015.10.29
3・4歳児のママ必見!ついやりがちな間違いだらけの叱り方
小さな子どもと毎日接しているママ。子どもが成長するにつれ、段々と『叱る』機会も増えてくるのではないでしょうか?
冷静でいたいと思っていても、ついつい怒鳴ってしまったり何度も子どもを責めてしまったり…。「もしかして自分の叱り方って間違っているかも?」と不安になることはありませんか?
そこで今回は、3~4歳の子どもに対しての『良い叱り方』をテーマに考えてみましょう。
感情的に叱ってしまう
おそらく一番多いのが『感情的に叱ってしまう』という失敗ではないでしょうか。これは『叱る』というよりも『怒る』という表現が当てはまるように思います。
感情に任せて怒り狂っているママの姿は、子どもに単純に『怖い』という感情を植え付けるだけで、しつけとしての役割は果たさないといっても過言ではありません。
その後に素直に子どもが言うことを聞いたとしても、それは『怖い姿を見たくないから』。怒られないために良い子にしているだけなので、根本的は何も解決していないと言えるのです。
感情的になってしまいそうな時は、まず一呼吸。気持ちを少し落ち着けるようにしてから、どうしてそれが悪いことなのか、何がいけないのかを分かりやすい言葉で冷静に伝えるようにします。しっかりと子どもの目を見て真剣に伝えることで子どもにも伝わりやすくなります。
だらだらと繰り返し叱ってしまう
同じことをいつまでもだらだらと言い続けられることにうんざりするのは大人も子どもも一緒です。叱るときは短い言葉でサクッと。
ただし、子どもは一度では理解できないことも多々あります。そんな時は、同じ過ちをしたらまた同じように叱る。何度でも子どもがしっかり分かるまで叱るべきですが、時間は毎回短くが鉄則です!
「ごめんなさい」と無理に言わせる
子どもを叱るとき、「なんて言うの?」とか、「ごめんなさいは?」などと言って無理やりごめんなさいと謝らせていませんか?
友達とトラブルになってしまった時などには、つい『ほら、ごめんなさいでしょ』と言いがちですが、謝罪は本来誰かに強要されるものではありません。
しかし、悪い事をしてしまったら謝るというのは道徳的に身につけておきたいものです。それにはまず親であるママやパパが、間違った事をしてしまったら素直に謝るということを実行すれば良いのです。
その姿を近くで見て入れば、しつこく教えなくても子どもは自然と『間違ったり悪いことをしてしまったらきちんと謝る』という事を学び取ります。
思わず手が出る、手が出そうになる
カッとなってつい手が出てしまう、というママもいるでしょう。『虐待』という言葉を使うと強烈な印象を受けますが、そもそもなぜ叩くという行為はいけないのでしょうか。
一つ目は、「叩かれると痛い。痛いから叩かれないように良い子にする」と子どもが覚えてしまうから。つまり力で抑えつけているだけで、これをやってはいけないということの本質が理解できていない状態になります。
そして二つ目は、叩いて叱ることを繰り返すと、子どもの意識の中に『弱い立場にあるものを叩いても良い』、という間違った認識を植え付けてしまう危険性があります。
そして結果的に暴力的な子になったり、弱いものいじめをするような子どもになってしまう可能性があるのです。
叱り方に悩むのは、子どものことを真剣に考えられている証拠です。いつも完璧に育児が出来るママなんてきっといません。ちょっと叱り方を間違ってしまったかも、と思ったら次は気を付ければ良いのです。
しっかり叱ることが本当に必要な場面は、『命にかかわるような危険なこと』と、『人をバカにしたり暴力を振るったりする道徳的な間違い』の2つという説もあります。
ついつい子どもを叱ってしまいがちなママは、もう少し肩の力を抜いておおらかに構えると、自分も子どももずっと楽になれるかもしれませんよ。
参照/
プレジデントオンライン「子どもを叱るときにしてはいけない6つの約束」
母学アカデミー「6歳までは「ごめんなさい」は言えなくてイイ!!」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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