その体調不良、もしかして夫が原因かも？マジメ妻ほど『夫源病』に要注意！

『夫源病（ふげんびょう）』とは、夫の言動が原因で妻が体調を崩してしまう病気のこと。みなさんの中でも、なんとなく体調が悪いけれど、薬を飲んでも病院へ行ってもはっきりとした原因がわからず、体調が一向に改善しないことはありませんか？

実は知らず知らずのうちに夫へのストレスがたまり、『夫源病』を患っているのかも…！

体調の悪さが続いている妻は『夫源病』の可能性も！

『夫源病』になると、自律神経やホルモンのバランスを崩し、妻である女性の心身にめまい、動悸、頭痛、肩こり、不眠など、更年期障害によく似た症状が出ます。40～60代にかかる更年期障害と違い、夫源病は年齢に関わらず20代から発症する可能性も多いのです。

また、次の病気ははっきりとした原因が分かっておらず、治療を続けても改善されない場合は『夫源病』を疑う余地がありそうです。

• 本態性高血圧症（原因不明の高血圧）
• 突発性頭痛、突発性難聴
• メニエール病（めまい、耳鳴り、難聴を伴う原因不明の病気）の疑い
• うつ病

良妻賢母タイプの女性は『夫源病』になりやすい！

次の項目に当てはまるものが多い女性は、要注意です。

• 我慢強く、弱音を吐かない
• 几帳面
• 責任感が強い
• 外面や世間体を気にする
• 人に意見するのが苦手
• 些細なことでも気に病む

良妻賢母であろうとする真面目な女性は、自分の気持ちを抑え、気づかないうちにストレスを抱え込んでしまうことも 。なにごとにも一生懸命で、1人でがんばってしまうことはありませんか？

また、世間体を気にするあまり、自分自身を追い詰め、夫に対しても過大に期待する傾向があり、それが満たされないとストレスがたまる場合もあります。

『夫源病』の原因となりやすいのは、亭主関白タイプの男性！

夫がこんなタイプの場合、妻が『夫源病』になりやすいそうですよ。

• 外面がよい
• 上から目線な話し方、態度
• 家事や育児に協力的ではないが、口は出す
• 妻の行動を管理したがる（交友関係、外出先など）

こんな要素を持っていれば、一緒に暮らすだけで、ストレスがたまるのもわかる気がします…。

気になる方は、あなたの『夫源病』の可能性をこちらでチェックしてみましょう！

もし現在『夫源病』にかかっていたり、予備軍であると診断された場合には、早めに対策を考える必要があります。

『夫源病』の予防法、改善策とは？

『夫源病』を未然に防ぐには、日ごろから夫に対して自分の意見を伝えることが一番です。そのほか、ストレスの発散や気分転換ができる趣味や楽しみを持つこと、親や友達など話を聞いてもらう相手をたくさん持つことも効果的。

何らかの不調があり『夫源病』である場合は、次の方法を試してみては？

プチゲンカをする

夫に自分の要求や不満を素直に伝えると、夫も反論し口ゲンカになりますが、夫婦ゲンカを恐れて黙っているとお互いの気持ちがわからないまま。夫婦のバランスを保つために不満を少しずつぶつけ合い、いつでも気軽に本音を言い合える関係築くことが大切です。

一定期間離れてみる

夫が黙り込んでプチゲンカにならなかったり、夫が言動を改める兆しが見えない場合は、一時的に距離を置くのも一手段です。可能であれば実家へ帰省したり、友達と旅行に行くなどしてみましょう。

お互いに冷静になり、また夫が妻のありがたさを実感する可能性も。何度か繰り返すことで夫の気持ちに変化が生じ、夫婦関係の見直しが期待できるかもしれません。

逆の立場からみると『妻源病』もあり、どちらも夫婦間のコミュニケーション不足から始まるもの。生涯のパートナーと誓ったのに、夫婦のいずれかが原因で体調不良になるというのはつらいことです。

ストレスをためこまずに日ごろから本心を伝え合い、良好な夫婦関係を築いていきたいですね。

参照／ スキンケア大学「体の不調の原因は夫かも？『夫源病』可能性チェック」
eo健康「体調不良は夫のせい？夫が妻を病気にする『夫源病』」
みんなの家庭の医学「夫源病の解決法」
DoctorsMe「体調不良の原因は夫?!その名も『夫源病』」