2016.10.14
周囲の視線が怖くて外出したくない…『引きこもり子育て』にならないための方法とは?
子育ては、思いどおりにいかないことだらけ。外出先で子どもが大泣きしたり駄々をこねたり、ひどいときは周囲から「どんなしつけしてるの?」と言われてしまうことも。これをきっかけに、“周囲の視線が怖くて、子どもと外出したくない”と思ってしまうママは少なくありません。
でも、このままでは『引きこもり子育て』になってしまう可能性も。どうすれば防げるのでしょうか。
「外出が怖い!」と思うようになる過程とは…?
子どもは好奇心のかたまり。公共の場やレストランなど、珍しいところや物が多い場所ほど、じっとしていられないものです。やがて疲れたり飽きてくると、“言うことを聞かない”、“大声で泣く”、“走り回る”など、ママを困らせてばかり。自分の言うことを聞かない子どもを目前にして、自信を失ってしまうことがあります。
また、周囲に白い目で見られると萎縮してしまうというママも。これが繰り返されると、「子どもと一緒のお出かけが怖い」と感じてしまうようになってしまいます。
困ったときは子育ての強い味方“パパの力”を借りて
子どもに手を焼いたときは、1人で悩まずパパの力を借りましょう!
例えば、毎日の買い物は最小限に控えて週末にまとめてパパと一緒に買い出ししたり、子どもの面倒を見てもらったりというのも◎。
ママと子どもだけで買い物に行くと余裕が無く、ささっと済ませてしまいがちですが、パパがいれば「宝探しごっこしよう!」と言いながらお肉を取りに行くなど、子どもも楽しんで買い物ができるかもしれませんね。
また、子どもがぐずる理由はそれぞれ。眠い、お腹が空いている、買い物に飽きた、歩き疲れてしまったなど、よく観察するのもポイント。それに合わせて、気分を変えてあげられる買い物の仕方や、少しの時間でもカートを利用するなど、改善策が検討できます。
そして、普段からお出かけのときのルールを決めておくのもおすすめです。出先では“大声を出さない”、“走り回らない”という約束をし、守れなかったときには“帰る”といった具体的な行動も知らせておきましょう。
個性を受け止め、ママ自身もストレス発散を
ママを萎縮させる、子どもへの周囲の厳しい視線。でも実際、それほど深く悩む必要はありません。大切なのは、子どもにきちんとマナーを守らせようと指導しているかどうか。最低限のマナーを守ろうとしているなら、子育てママへの視線は意外と温かいものなんです!
だからこそ「他の子はおとなしいのに、うちの子はどうして!」と、八つ当たりするのはNG。子どもの個性を受け止め、その子に合った対策を見つけるのが先決です。
どうしてもストレスがたまったら、市区町村の子育て支援センターへ親子で行ってみるのもおすすめ。私自身、産後はすっかり出不精になってしまったのですが、子育て支援センターで他のママと会話していくうちに、安心できるようになりました。
「わかる~!」「うちの子もそんなことやってた(笑)けど、そのうちやらなくなるよ」と、共感してくれる人も多いので、ストレス発散にもなりますよ。
子育ての悩みで何より大切なのは、“1人”で考えないこと。パパやママ友など周囲の力を借りて、ストレスをため込まないようにするのが大事です。しっかり対策して、引きこもり子育てとはおさらばしましょう!
参照/
YOMIURI ONLINE大手小町「周りの目が怖くて子連れで外出できません」
お悩み掲示板「育児…周りの視線が怖い」