2017.04.19
なかなかできないと思ったら『二人目不妊』?早めに相談を!
子どもの成長は早いもので、「そろそろ赤ちゃんがもうひとり欲しい」「上の子にきょうだいを」と二人目を望むようになる方もいらっしゃいますよね。周りが第二子を妊娠・出産しているのに「二人目がなかなかできない」と悩んでいるママも多いようです。
実は、一人目で妊娠と出産を経験したからスムーズにまた授かれるとは限らないんです。二人目を望んでいるのに妊娠できない場合は、 もしかしたら『二人目不妊』かもしれません。
基礎体温を計ってタイミングを見計らってみてもなかなか授からない場合は、病院に行くという選択肢も考えてみてください。
受診することで、授かれないモヤモヤがスッキリするかもしれませんよ。
『二人目不妊』って?
『二人目不妊』にはこのような特徴があります。
- 一人目は自然に妊娠しており、不妊治療の経験はない
- 不妊症の基本検査でも異常はないが、不妊治療をはじめてもすぐには妊娠しない
- 二人目を希望し、避妊のない性行為を行ってなかなか妊娠できない
病院に相談したほうがいいの?
日本産科婦人科学会によると「『不妊』とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないもの」とされています。
一定期間とはどのくらいなのかというと、日本産科婦人科学会では「1年というのが一般的である」と定義しています。
ただし、1年経ってからではないと判断が早いというわけではありません。早めに相談や検査をすることによって、授からない原因をみつけ、対策を早く打つことができます。
環境や体調は年を重ねるとともに、変化していくもの。いつまでも妊娠できないかもしれない不安と戦いつづけるよりは、病院に相談することで気持ちも楽になるのではないでしょうか。
二人目がなかなかできないと悩んでいる方は、お近くの産婦人科または不妊専門相談センターに相談してみましょう。
ただし、病院に上の子を連れて受診しようと考えている場合は、事前に電話で問い合わせてみましょう。不妊で悩まれて受診しに来ている他の患者さんが、子どもを見てナイーブな気持ちになってしまうかもしれません。
子連れOKの病院であれば、 大きな音や声を出さないなどの配慮さえしていれば、一緒に受診できます。
子連れ受診や預けるのが難しそうな場合は、地域によっては不妊専門相談センターで電話やメールでの相談ができます。「もしかしたら…」と思ったら早めに相談してみてはいかがでしょうか。
参照/
一般社団法人日本生殖医学会「不妊症Q&A」
ASKAレディースクリニック「二人目不妊の方へ」
木場公園クリニック「二人目不妊について」
日本産科婦人科学会「不妊症:病気を知ろう」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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