気になる!?子どものおへそのゴマは取るべき？

子どものおへそのゴマ…気になるときがありませんか？　敏感な子どもの体の中でも、おへそは特に敏感な場所なので、触っていいのかどうか悩むママも多いと思います。

毎日子どもの体を見て洗っているママにとって、あまりにもおへその汚れが目立つ場合は、ケアしてあげたいですよね。

今回は、気になる子どものおへそのケアについて、お伝えします。

おへそのゴマは“基本的には放置”でOK

MedPeerが運営する医師専用コミュニティサイト『イシコメ』における医師へのアンケート調査では、「基本的には放置、必要に応じて除去する」という回答が7割を占めたそうです。放置の理由としては、おへそを触ることによる刺激や傷で感染症のリスクが高まることが挙げられていました。

やはり、おへそはデリケートな場所なので、触る場合には気をつけた方がよさそうです。

『イシコメ』は子ども向けに限定した内容ではありませんが、ある小児科医も「あまり頻繁に除去していると、お腹の中にウイルスなどが侵入する腹腔内感染になるリスクが高まる」とコメントしているため、子どものおへそのゴマも、基本的には放置で問題ないでしょう。

ただし、赤くなっていて炎症の可能性がある場合は、医師への相談がオススメです。おへその汚れが原因と考えられる病気に、汚れに含まれる雑菌の繁殖で起こる臍炎（さいえん）がありますので、不安な場合は受診してみてください。

お手入れは“入浴時に普通に洗うだけ”が基本

おへそのゴマは、体の垢やほこりなどが固まってできている汚れ。感染症を未然に防ぐ目的で積極的に汚れを除去したほうがよいと考える医師もいるようですが、基本、普段のお手入れは、入浴時に他の場所と同じように洗っていれば十分と考える医師が多数を占めています。

入浴時にはおへその汚れもふやけて取れやすい状態にあるようですので、通常の入浴で大丈夫そうですね。

どうしてもおへそのケアをしたいときにはオリーブオイルの使用がオススメ

大量の汚れがある場合などどうしても気になるときには、丁寧にケアするのも1つの手。

オリーブオイルやベビーオイルなどで汚れを柔らかくしてから、綿棒などでやさしく拭き取ればよいそうです。お風呂上がりなどのほうが取れやすいかもしれません。

子どもの場合は、くすぐったいなどの理由で急に動くので、ケアをするときには十分注意したほうがいいですね。おへその皮膚は薄いので、無理にケアをすると痛みが伴う場合もあるため、こちらも注意が必要ですよ。

なお、乳児の場合にはへその緒が取れたときの出血などで血の塊が残っている場合もあります。無理のない範囲で同じようにケアしてみて、難しい場合は医師への相談をオススメします。おへそがじゅくじゅくしているなど異変がある場合も、病院を受診しましょう。

気になるけどどうしていいかわからない、おへそのゴマ。子どもの負担にならないように、少しチェックしてみてもいいかもしれませんね！

ちなみに、このケアの仕方は大人でも同じです。自分のおへそが気になるママも参考にしてくださいね。

TOP／DeymosHR／shutterstock
参照／ イシコメ「おへそのゴマは取るべき？　3700人の医師にまじめに質問してみた」
美BEAUTE「目指せへそ美人！「へそゴマ」の原因と正しい掃除のやり方とは？」
イクシル「乳児のおへそに「黒いかたまり」が！　これって何なの!?」