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子ども

2018.03.27

東大卒ママに学ぶ!頭のいい子に育てる三つの秘訣

東大卒ママに学ぶ!頭のいい子に育てる三つの秘訣

親なら我が子にできるだけ良い教育を受けさせたいと思うのは当然のこと。

でも教育熱心なあまりに「勉強しなさい!」とガミガミ言ってしまったり、未就学児にも「まだひらがなが読めない」など焦ったりしていませんか?

東大卒のママ160人で構成される同窓組織「東大ママ門」。そこで行った出身家庭の教育方針に関するアンケートでは大変興味深い結果が出ました。

東大生ならさぞかし幼い頃から勉強一筋だったのでは?と思いがちですが、意外や意外、勉強を強いられたのは少数派のようです。

今回は東大ママ門のアンケート結果から、頭のいい子に育てるための秘訣を考えてみます。

東大卒ママの出身家庭の教育方針に関するアンケート結果

東大卒ママ70人から得た、出身家庭の教育方針についてのアンケート結果は以下の通りです。

  1. 「放任主義」、「自由に/好きなようにさせてくれた」、「自主性を尊重」 31%
  2. 「勉強しろと言われたことがない」 21%
  3. 「教育熱心」 16%
  4. 「しつけに厳しい」 14%
  5. 「学歴重視」「教育ママ」 4%

上位を占めるのは意外にも「勉強一筋」とは正反対。これらの結果から頭のいい子にするための三つの秘訣が読み取れます。

秘訣その1:「勉強しろ」と言わない

第1位の「放任主義」、「自主性を尊重」と第2位「勉強しろと言われたことがない」を合わせると52%、なんと半数を越えています。

やろうと思っていたのに人からガミガミ言われると大人でも嫌になるものです。東大ママ門のご両親は自発的に勉強するのを待っていてくれたようです。

秘訣その2:応援型の教育熱心

第3位の「教育熱心」とは、ストイックに勉強させるのではなく、いわゆる応援型。本人が一生懸命していることを応援してくれたり、興味の幅を広げるきっかけ作りをしてくれたなど勉学への土台作りに熱心なご家庭が多いようです。

ただし低学年の九九など基礎学習の習得や、毎日の宿題はきちんとするなど基本的な学習習慣のしつけには厳しかったという方も。

秘訣その3:人としてのしつけは厳しく

印象的なのは第4位に「しつけに厳しい」がランクインしていること。 勉強は放任でも、「人様に迷惑をかけない」などの道徳的なしつけ、寝る時間やテレビの時間など日常生活のしつけには厳しい家庭が多いようです。

基礎固めは厳しく、そしてのびのびと

以上をまとめると、道徳的姿勢や学習習慣をきっちり身に付けさせた上で、自由にさせるという教育方針のご家庭が多数のようです。

自由もただ奔放ではなく「留学したいと言ったときには願書の取り寄せからすべて自分でやりました」など、自由に伴う責任も負わせる徹底ぶり。自立した人間に育てようという意識の表れでもあります。

さらに知的好奇心を刺激するよう働きかけ、我が子が関心ある分野をより深く追究するよう親がナビゲートする姿も伺えます。

また回答者には共通して「負けず嫌い」の傾向があったそう。負けず嫌いな性格が、自分を奮い立たせ受験に向かい、親も尊重し口出ししなかったということかもしれません。

いずれにせよ子どもの性格を把握し、要所、要所で的確にアドバイスしてきたといえます。

人はリラックスすると脳内にα波が出て高い集中力を発揮するといわれます。「リラックス」とは「安心」していること。

子どもは親が自分を受け入れてくれていると確信することが最大の安心です。そのような意味でもこのアンケート結果は非常に意味深いものです。

真に身に付く学習は、人から言われてではなく自分自身が「知りたい」と思ったとき。ガミガミ言わずに大らかな目で見てあげられるようになりたいですよね。

Photo/Visa Kopu
参照/東洋経済オンライン 珍種?「東大女子」はいかにして育ったか http://toyokeizai.net/articles/-/49158

記事提供:ならいごとキッズマガジン

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