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2016.04.02

子どもが幼稚園に行きたがらない?それって先生との相性の問題かも

子どもが幼稚園に行きたがらない?それって先生との相性の問題かも

楽しいはずの幼稚園小学校に子どもが行きたがらないとき。そんなときは、一度理由を聞いてみてください。なかなか言わないこともあるかもしれませんが、やさしくゆっくりと。もしかしたら先生との相性が合わない…なんてこともあるかも。でももし先生との相性が問題だったら、どうしたらいいでしょうか?

今回は、先生側に問題があるケースも踏まえて対応策を紹介いたします。

子どもが叱られることに慣れずに相性が悪い…と思ってしまっているかも

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普段家であまり叱られたことのない子どもは、厳しく指導する先生を怖がってしまう傾向があります。また、家でのルールと園や学校でのルールが違うため、いつ怒られるかわからないので常にビクビクしてしまうということも。

こういう場合は、園や学校の教育方法を確認して、一つずつ子どもに教えてあげて。そして、厳しい口調の先生については、「先生はあなたのためを思って言っている」ということを伝えましょう。

もし、理由がわからずに先生を怖がっている場合は、直接先生に聞いてみるといいかも。たとえば、「最近子どもの様子が変で、幼稚園の帰宅後に元気がなく心配なのですが、理由がわかりません。もし、先生が何かお気づきでしたら教えて下さい」というような言い方なら聞きやすいですよ。

残念ながら先生に問題がある場合も

残念ですが、先生にも“あたりはずれ”があるのが現実です。はずれの先生にあたってしまった場合は心配ですよね。

先生の問題行動の一例

  • 人格否定や言葉の暴力
  • 子どもによって態度が全然違う
  • 特定の子どもをいつもターゲットにして、ヒステリックに怒る(ワンパク男児が被害を受けやすい)
  • ルールに異様に厳しく、禁止しなくてもいいことまで禁止する

これらのケースでは、直接先生に聞いても、大概は本当のことを教えてくれません。

先生が原因かも、と思ったら同じクラスのママ友に確認

先生が教えてくれなかったら、同じクラスのママ友にさりげなく聞いてみましょう。「うちの子が先生のことを怖がっているのだけど、他の子はどうなのだろう?」というような感じできくと当たり障りもないでしょう。

問題のある先生の場合は、少なからず他の子も怖がっていたり、理不尽な叱り方をしたりしているという声が耳に入るはずです。

子どもの気持ちを受け止めて

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子どもが毎日理不尽な目にあっていると知ると、先生を非難したくなる気持ちもわかりますが、ここは落ち着ついて対処して。

まずは、子どもの気持ちをしっかりと受け止めることが大切です。ここで先生の悪口を一緒に言ったら、先生を嫌いになるだけでなく、勉強も嫌いになってしまう可能性が高くなってしまいます。

言葉を選びながら、先生を嫌いにならないように、子どもと話し合いをしましょう

「実は自分は悪くない」と気づかせる

実際に話し合うときは子どもと次のように話してみてはいかがでしょうか。

  1. まずは先生の話をよく聞こうね。
  2. 先生も人間だから、間違えることはあるよ。納得できないことがあったら、ママに話してみて。
  3. 話してくれたら、ママはできる範囲で説明してあげるよ。それでも納得できないと思ったら、先生に聞いてあげるよ。

子どもが感じている不安や怒りを、親が受け止めてきちんと対応できれば、状況が改善しなくても子どもは我慢できるようになるそうです。

そして、先生と子どもの立場や状況をきちんと説明してあげると、「実は自分は悪くないのだ」と、子どもは気づいて安心します。叱られてばかりいると、子どもは自尊心を傷つけられて「自分が悪いのだ」と自信をもてなくなってしまうので、親のフォローはとても大切ですよ。

子どもが気持ちをうまく言えない場合

園児など、子どもがまだ自分の気持ちをうまく説明できない場合はもっと心配ですよね。そういう場合は、クラスの別の先生に相談してみるのも手です。この解決法だと、後々のわだかまりも少なくて済みますよ。

最終手段は園や学校に相談

もし、問題の先生から子どもが多くの被害を受けてしまった場合は、園長や学校に相談しましょう。公立なら市役所など、私立なら監督している機関に相談することもできます。

冷静さを欠くとクレーマー扱いされてしまうので、冷静になれなさそうなら手紙に書く方法がいいでしょう。あくまでも対立構造にはならないように、穏便に解決するように心がけるといいですね。

担任の先生とは最低でも1年間のおつきあいになります。子どもにとっての1年間はとても貴重な時間ですよね。万が一はずれと思われる先生にあたっても、子どもが自信をもって日々の生活ができるように導いてあげたいですね。

参照/ 東スポweb「小学校教師「はずれ担任」典型的パターンと対処法」
日経DUAL「今年の担任、オバタリアン教師ではないですか?」
inter-edu「ハズレ担任・オバタリアン教師からわが子を守る!:エデュママリサーチ第32回」

しみず

しみず

都内の大学を卒業後、青果物業界・金融業界勤務を経て、2010年に男の子を出産しました。現在は、子育ての経験を活かしながらライターをしています。健康オタクで、衣食住はできる...

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