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子どものキャラクターと属性、知ってる?子育てがうんと楽になる『個性』を知る方法

子どものキャラクターと属性、知ってる?子育てがうんと楽になる『個性』を知る方法

我が子なのに、自分と違う、伝わらない、理解できない。同じ家・環境で生まれ育ってきたのに、きょうだいでも性格や考え方・行動が違う…など、子どもの性格や成長に悩まない親はいませんよね。

そしてどんなに育児本や先輩ママからの情報を受け取っても、うまくいかずに悩んでしまうママも多いかと思います。

そこで、個性心理学アドバイザーの資格を持っている筆者が、少しでも子育てを楽しんでいただけるよう『個性』についてご紹介します!

個性って何?

「親子だから」「きょうだいだから」「○人目の子どもだから」…といって、性格や考え方、行動の仕方がみんな一緒とは限りません。

その理由は、私たちは生まれ持った個性が一人ひとり全く違うから。子どもの個性、そして自分の個性を知ることで、悩んでいた『違い』に気付くことができ、子育てがうんと楽になるんです!

どうやって個性を知ることができるの?

『個性心理学』をご存知ですか? この言葉から難しく、硬いイメージを想像された方も多いと思いますが、これは人間の個性を動物キャラクターにあてはめて分類したイメージ心理学なのです。

昔、『動物占い』が流行りましたよね。一度は、自分が何の動物なのか調べたことや聞いたこともあるのではないでしょうか?

実は、その動物占いは単なる占いではなく、「個性を明らかにすることで人間関係をよりスムーズにするコミュニケーションツール=個性心理学」として再ブレークしているんです!

日本はもとより、世界14カ国で愛され、様々な企業、医療機関、教育の分野でも活用されている個性心理学は、子育てにも大いに役立てることができます。

子どものキャラを知る!それだけでも気持ちが楽になる!

まずはキャラ(動物)を調べてみましょう。こちらのサイトで自分の生年月日と性別を入力すると、簡単にわかります。

個性心理学研究所

また、12種類の動物をさらに『月(MOON)』『地球(EARTH)』『太陽(SUN)』の3つのグループに分けることができます。それぞれの分類は以下のようになります。

  • 月(MOON)グループ:黒ひょう・ひつじ・たぬき・こじか
  • 地球(EARTH)グループ:狼・猿・虎・子守熊(コアラ)
  • 太陽(SUN)グループ:チーター・ライオン・ゾウ・ペガサス

こんなにも違う!各グループの特徴

それでは、グループに合わせた子育て術を紹介します。

月(MOON)グループの子どもの特徴

月のイメージはなんとなくやわらかく、優しく包んでくれ、癒してくれるような感じですよね。そんな月(MOON)グループの子どもは、相手のことを一番に考え、NOと言えない優しい子どもが多いです。

グループいちの寂しがりや、甘えん坊なのでかまってあげると喜びます。
「なんで?」「どうして?」が口癖で、理解するまで気になります。ですから、物事を理解し、行動するのに時間がかかってしまいますが、結果ではなくてそれまでの過程を評価してもらいたいと思っています。注意してあげる時も、感情ではなく、何が悪くて怒っているのか分かりやすく教えてあげましょう。

優しくて、ついつい我慢してしまうので冗談が通じず、傷ついてしまいます。その上人と比べられると、全くやる気がなくなるので、ママやパパはゆっくり焦らず見守ってあげてください。

「気持ちをわかってくれているか」「話を最後まで聞いてくれるか」「なんでも自分と一緒にしてくれるか」「どれだけスキンシップをとってくれるか」といったことから親の愛情をはかるので、親も忍耐強く見守ってあげることが大切になりますね。

地球(EARTH)グループの子どもの特徴

地球のイメージは地面そのもので、まさに地に足がついているしっかり者のチームです。

自分をしっかりと持っていながらも他の人を観察することも得意なので、物分かりがよく、できるようになるのも早いです。途中経過よりも結果を大事にするので、勝負するなら一番じゃなきゃ意味がないと思い、ついつい無理してがんばり過ぎてしまうこともあります。

比べられるのが嫌いな月(MOON)グループとは反対で、ライバルがいることでがんばれるチームです。お手伝いや勉強なども、兄弟やお友達の名前を出すだけで、一番になろうとがんばります。

しかし、自分のペースを乱されることを一番嫌うので、急にお願いをするのは控えたほうがいいかもしれません。

「プレゼントをくれるか」「自分が何かしている最中に邪魔をしないか」などで愛情をはかるため、一見ドライで冷たくも感じますが、しっかりしていて自立しやすいです。このグループの子どもに親は必要以上にかまってあげるとストレスになります。

目標を与えて進み具合をチェックしてあげるとぐんぐん伸びていきます。負けず嫌いのがんばり屋さんなので、適度なライバル(ママ・パパ・兄弟)を作ってあげてちょっとしたゲーム感覚で勝負させるのもいいですよ。

太陽(SUN)グループの子どもの特徴

太陽のイメージは、常に強く輝いていて、みんなの中心であることを望みます。周囲から「すごい」と言われるような話が大好きで、逆に乗っていない時は別人のように沈み込みます。

褒められるとぐんぐん伸びていきますが、枠にはめることは、能力を半減させ、本人も非常にストレスを感じます。

「自分の心ややりたいことを大切にしてくれるか」「枠にはめずに何でもさせてくれるか」「ほめてくれるか」「不安な時は察してくれるか」などで親の愛情をはかります。とにかく枠にはめられることを嫌うので、のびのび好きなように自由にさせてあげましょう。

人前で褒められると嬉しくてまたがんばります。褒める時は、思いっきり褒めてあげましょう。しかし、気をつけないといけないのは、プライドが高いので、人前で怒るのは避けること! 長い話は嫌いなので、注意するときは、結論から言って短く終わらせましょう。

個性心理学 第一人者の弦本將裕先生の素敵なメッセージ

世界で初めて、人間の個性を12の動物キャラクターに置き換えるという『イメージ心理学』の手法を用いた個性心理学は、その分かりやすさで子どもから大人まで幅広い層の方々に浸透してきました。
今では、世界14カ国の方々に愛されています。今、なぜ「個性心理学」なのでしょうか?

それは、人間関係が希薄になり、メールやSNSといった伝達手段が主流になり、コミュニケーション能力が極端に劣ってしまった時代・社会に問題があるからだと思います。
ですから、コミュニケーションツールとして、個性心理学があらゆる分野で注目を集めているのです。

自分の気持ちを正直に正しく伝えることは、とても難しいものです。その相手が、親や兄弟などの肉親であったとしても。
一番身近であるはずの夫婦や親子の確執も、実はコミュニケーション不足が招いているのです。

私が最も力を入れていることが、子育てや教育の世界に個性心理学を広げることです。子どもといえども、1個の個性です。しかも、個性は遺伝しません。
個性という名の「価値観」を押し付けてはいけないのです。

Education(教育)の語源は、「良いところを見出して、それを伸ばしてあげる」というものです。「育てる」も素を見つけて立ててあげる。
つまり、「素立てる」ではなくてはならないのです。

他人との比較はやめて、子どもの個性を伸ばしてあげる教育が求められているのです。
特に、悩みを抱えているお母さん方には、この個性心理学を学んでいただいて、ストレスから解放されてもらいたいと思います。

きっと、お母さんも子どもたちも、みな笑顔で過ごせるようになるでしょう。

個性心理学研究所所長 弦元將裕

いかがでしたか? 自分と子ども(関わる人)の個性を少し知り、またそれに合わせた声かけや行動に変えるだけで、不思議なほどにイライラやトラブルがうんとなくなります。

なくなるどころか、好きなところが増えていったり、個性による違いを受け入れたり、理解することがコミュニケーション能力をあげてくれます。ぜひ、自分と子ども、パートナーの動物を調べてコミュニケーションに役立てみて下さい。

参照/
個性心理學研究所
「ほめる力」が子どもを伸ばす ―キャラナビでわかる子どものやる気の引き出し方

ヤマムラ ユイ

ヤマムラ ユイ

1987年生まれ 鹿児島出身 鹿児島在住。6歳の男の子、8ヶ月の女の子の2児のママ。調理の専門学校卒業後、”食”に携わる仕事にずっと就いていましたが、子どもを出産して育児をしなが...

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