アメリカで大ヒット！こんまりの“人生がときめく片づけの魔法”を子どもがいるママが実践するには？

日本で片付けブームを巻き起こした『こんまり』こと、近藤麻理恵さんの番組がアメリカで大ブームになっているのをご存知ですか？ こんまりさん独自の片付けメソッドは、海外でも反響を呼んでいます！

子どもがいて散らかりがちな部屋に悩んでいるママは、こんまりメソッドを取り入れて片付けてみませんか？

ネットフリックス配信番組がアメリカで話題に！KonMariさんとは

幼いころから主婦雑誌を読むのが好きで、片付けに興味があったという近藤麻理恵さん。2010年に出版した『人生がときめく片づけの魔法』がベストセラーとなり、お片付けブームの火付け役になりました。今では世界40ヵ国で翻訳出版され、シリーズ累計1000万部を突破する世界的なベストセラーに！

また、2015年にはアメリカの『TIME』誌で『世界で最も影響力のある100人』に選ばれたほど。2016年には「Organize the World（世界を片づける）」という夢を抱いて、家族とともに活動の拠点をアメリカへ移しています。

そして、2019年1月からネットフリックスで配信が始まった『KonMari—人生がときめく片づけの魔法—』が話題になり、こんまり流片付け術がアメリカでブームを巻き起こしています。

なんと、2019年に入ってから、グーグルでの検索数は、その前の年の20倍以上にも…！　アメリカでは『kondo』『konmari』が片づけを意味する英単語になるほど、こんまりさんは人気者になっているんですよ！

こんまりメソッドとは

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クローゼットや押入れの中にあふれるモノ、モノ、モノ…。いざ大掃除をしようと思っても、もはや何から処分すべきか判断できなくなっていませんか？

そんなお片付けの悩みを解決してくれるのがこんまりメソッド。こんまり流お片付けの基本は、“ときめくモノを残す”というもの。「ときめくかときめかないか」というシンプルな基準で整理整頓を進めていくので、短期集中で一気にモノが片付きますよ。

こんまりメソッドでは、服→本→書類→小物→思い出の品の順番で片付けを進めていきます。同じカテゴリーのものは1ヵ所に集めてひとつずつ手に取り、ときめくものだけを残すというのがこんまり流。ときめかないものには感謝してから手放しましょう。

残ったものは正しく畳んで収納。思い出の品は押し入れにしまいこまずに飾りましょう。こんまりメソッドは、部屋を片付けるだけでなく、自分にとって大切なモノが何かを見極める力や決断力を鍛えてくれます。

こんまりメソッドは子どもがいるママでも実践できる？

「とにかく好きなものだけに囲まれて暮らしたい」という人にはピッタリの方法ともいえるこんまりメソッド。一方、子どもの世話に気を取られがちなママにとっては、家中のモノをぜんぶ引っ張り出して整理整頓するのは大変ですよね。

でも、ポイントをつかめばママでもこんまりメソッドを実践することができるんです！　整理収納アドバイザーの渡辺有さんは、0歳と2歳の小さな子どもが2人いる中でこんまりメソッドを実践。渡辺さんのブログ『モノ×ミニマリスト』にはその際のポイントが紹介されています。

渡辺さんは、こんまりメソッドを実践する前に、まず布団ですべり台作りを開始。片付けている間に2歳の長男をすべり台で遊ばせておくためです。実際、渡辺さんの思惑通りにすべり台で遊んだあとはそのまま布団でお昼寝してくれたので、片付けはスムーズに進んだようです。

洋服をアイテム別に数えると、授乳用のトップスがたくさんあったとのことですが、期間限定で使うものは使い終わってから一気に処分することにして保留。そのかわり、独身時代に着ていたボトムスでサイズが合わなくなったものは一気に処分しました。

昔の服は「おなかが痩せたら着られるかも？」と思いがちですが、そんな日はなかなか来ませんし、痩せたとしても昔の服をまた着るかわかりませんよね。

小さな子どもがいる家庭では、おもちゃやベビーグッズなどもありますから、“ママの好きなものだけを残す”というのは難しいかもしれません。ですが渡辺さんのように、子どもが成長したら使わなくなるアイテムに目星をつけて保留するだけでも、後々、部屋を整理するときに役立ちそうですよね。

こんまりメソッドは単なるお片付け術というだけでなく、持ち物を整理する中で理想の暮らしを明確にしていくという作業でもあります。

いらないものが溜まって困っているというママは、家族との理想の暮らしを思い描きながら、できる範囲で見直し、処分したり収納したりしてみてはいかがでしょうか？

あなたの生活にもぜひ、こんまりメソッドを取り入れてみてくださいね♪

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参照／ こんまりのときめき片付けDays「こんまり/片づけコンサルタント 近藤 麻理恵」
女の転職type「アメリカに渡ったこんまりさんの今――“ときめきの片づけメソッド”に世界がラブコールを送り続けるワケ」
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