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夫婦

2016.05.10

たまにはノロけたい「夫のこんなところが好き!」

たまにはノロけたい「夫のこんなところが好き!」

どれだけ仲の良かった夫婦でも、子育てが始まると夫への不満の声が目立つようになってきます。そんな声に「わかる~!」と共感する一方で、ちょっぴりママ友との愚痴話大会に飽きてきたな、という方も多いのではないでしょうか? 

そこで今回は、「実はノロけ話もしたいの…!」と、これまで肩身の狭い思いをしていたママたちから聞いた、「夫のこんなところが好き」「うちの夫はこんなこともしてくれる(た)」という、うちの夫ステキ話をご紹介してみたいと思います。

妊娠・出産をキッカケに、信頼感が増したMさんの話

「もともと自分の身の回りのことは自分でする人だったんですが、私が妊娠してからは、しっかり“家族”のことを考えて動いてくれるようになりました」

そう語ってくれたのは、現在30代ワーキングマザーのMさんです。

「つわりのとき、料理を作るのがつらくて苦労していたことに気づいた夫が、週末におかずを作り置きしてくれるようになりました。起き上がるのも辛いときは温めるだけでいいし、保存のきくものばかりなので、お弁当にもちょうどよくて、家計も助かりました」

Mさんの旦那さんは、育児中の家事についても“夫婦の負担を減らす”ことを第一に考え、ロボット掃除機・食洗機・乾燥機付き洗濯機の導入など、積極的に考えてくれたそう。

「育児も、お互いに負担感が偏らないようちゃんと考えてくれて、この人となら2人目も欲しいなって、素直に思えたのを覚えています」

ちなみにMさんは、現在3人目を妊娠中です。

夫方の本家への帰省時に、愛情を実感できたAさんの話

30代ワーキングマザーのAさんから聞いた話です。長期休みの際、旦那さんの“本家”に帰省する機会があったそうです。

「私たち、子どもは娘が1人なんですが、“男の子もいいぞ”とか、“もう若くないんだし、次の子を考えるほうが仕事よりも大事なんじゃない?”とか、笑いながらですが、言われてしまったことがありました」

強く拒否することもためらわれていた中、旦那さんはAさんの見ていないところで、しっかりと怒ってくれたのだそうです。

「“娘だって十分に可かわいい”“自分も彼女の仕事を応援している”って話して聞かせていたって、帰り際に義兄の奥さんから聞いたんです。夫は“わざわざ言うなよ”って照れていましたが、本当にうれしかったです」

育休からの復帰時に、パートナーシップを深められたUさんの話

保育園の通い始めって、すごく疲れるんですよ」

そう話し始めてくれたのは、現在は専業主婦をしているUさんです。

慣らし保育が終わっても、保育園生活に馴染むまでには時間がかかります。

「当時まだ夜泣き離乳食もあったしで、毎日大変だったとき、それまで“仕事命”って感じだった夫が、すごく助けてくれたんです」

職業柄、夜泣きのケアをしたり、仕事を休んだりすることができなかった旦那さんは、その分、その他でできることを精一杯取り組んでくれたそう。

「翌日の園の準備を担当してくれたり、用意しなきゃいけないものがあれば、率先して購入先を手配してくれていたり。毎朝早く起きて、たまったままの洗い物や洗濯物干しをしてくれたりもしました」

そうして、なんとか保育園生活のスタートを乗り切れたそうです。

「夫と一緒に子育てしてるんだなって、すごく実感できました」

現在は専業主婦になって、2人の子どもを育てているUさん。家事も育児もUさんが中心に行っていますが、“一緒にやっている実感”は、今も持ち続けられているということです。

これらのエピソードを聞いて、「いやいや自分の夫はもっとステキ!」という方もいるでしょう。「こんな旦那、本当にいるの!?」という方もいたでしょう。

ご自身のことを振り返ってみて夫のいいところを再発見するもよし。「うちの夫にも、もっとこうして欲しい」という要望に繋げるもよし。

夫は、子ども以上に長く連れ合う可能性の高い『パートナー』です。不満のある人は向き合い、感謝のある人は、その気持ちをあらためて伝えてみてはいかがでしょうか。

佐原チハル

佐原チハル

2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...

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