2015.10.31
心強い味方! ママ友に助けられたシチュエーション3選
ママ友といえば、「面倒くさい」「マウンティングしあうから気疲れする」など、あまりよくない印象で語られてしまうことが多いですね。けれど、同じ子育てをがんばっている存在だからこそ、助け合えることもたくさんあるのです。
そんなママ友がいて助かったシチュエーションをエピソードとともにご紹介します。
『子どもと2人きりの時間が怖いとき』も笑顔になれた
「出産前から子どもが好きで、産んだら子育てに専念したいと思っていました。でも…」そう語ってくれたのは、筆者の先輩ママさんです。
「だんだん、毎日子どもと1対1で過ごしているのが苦しくなってしまって。自治体の一時預かりを使ったりもしたんだけれど、それでも辛いと思うことが増えて……」
このままでは子どもに辛く当たってしまうのでは、と不安な日々を過ごしていたそうです。
「そんな時、産院で知り合ったママ友から久しぶりに連絡が来て、お互い子連れで会うようになって。子どもの世話も助け合えるようになったの」
ママ友さんとの付き合いを深める中で、「子どもと2人きりではない時間」を楽しめるようになったそうです。おかげでお子さんとも、それまで以上に楽しい気持ちで向き合えるようになったと話してくれました。
仕事がピンチなのに『保育園の延長ができなかった』ときに助けてくれた
「保育園ママって忙しいから、せいぜい挨拶する程度で、会話のヒマもないんだよね」これもある先輩ママの言葉です。
「でも何人かとは連絡先交換していて、時々メールすることはあったものの、夫婦ともに仕事が忙しくて…」たびたび土曜保育も利用していたそうなのですが、その保育園では当時、土曜保育で延長をしたい場合は前日までに伝えることが必要だったそう。
「どうしても時間までに迎えに行けないことがあったんです。そんな時、同じ日に子どもを預けていたママ友にお迎えをお願いしたことがあったの。あのときは本当に助かった、ありがたかった!!」と、その先輩ママは何度も繰り返し伝えてくれました。
その後もお互いにこうした助け合いをすることがあり、園が変わった今でもそのママ友とは仲良しなのだそうです。
『料理の献立を考えることもできないくらい疲れていた』ときに支えてくれた
「保育園に子どもを預けはじめて数ヶ月の頃。子どもはすぐ体調崩すし、自分もまだワーママの生活ペースに慣れてなくて、毎日すごく疲れていました」
これは筆者のママ友から聞いた話です。
「料理する余裕なんてなくて、お惣菜買って帰る日が続いていたけれど、その日はもう疲れすぎちゃって、お惣菜を選ぶ気力もわかなくて…」泣きたいような気持ちで帰宅したところ、同じマンションのママ友から「作りすぎちゃったんだけど」と、煮物のおすそ分けのLINEが来たそう。
「ちょっとおせっかいな人だから、普段は微妙に避けていたけれど、あまりに嬉しくてLINEを見ながら、本当に泣いちゃった」
たとえばパパさんや職場、ご家族に恵まれた環境であっても、落ち込むことや、ふいに追い詰められてしまうことは、誰にでもありえます。そんな時“戦友”として付き合えるママ友の存在は、きっととても心強いものです。
無理をして付き合う必要はありませんが、少しだけ勇気を出してお付き合いを始めてみるのも、悪くないかもしれませんね!
佐原チハル
2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...
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