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2017.07.01

肺炎を引き起こすことも…梅雨の“カビアレルギー”に要注意!

肺炎を引き起こすことも…梅雨の“カビアレルギー”に要注意!

梅雨の時期、空気中の中に生えるカビが原因でぜんそくの症状肺炎を起こす人が増えるといいます。

咳が止まらない、痰(たん)がからむなどの症状から、梅雨冷えや夏風邪と勘違いされやすく、なかなか治らないと思ったらカビが原因だったということも…。

もともとぜんそく気味という方はもちろん、梅雨に入って、なんだか体調がすぐれないという方は、今すぐ室内のカビも疑ってみてください!

カビを吸い込みやすい梅雨はアレルギー症状が多発!

湿度の高くなる梅雨は、ぜんそくのアレルゲンとなるカビが発生しやすい時期。呼吸でカビの胞子を吸い込むことで、カビの胞子がアレルゲンとなり、気管支ぜんそくや鼻炎などのアレルギー症状を引き起こすといいます。

意外にも梅雨は、1年のうちで2番目にぜんそく患者が増える季節と言われており、この時期に初めてぜんそくになるという患者も多いんだとか。

また、カビによって肺炎(夏型過敏性肺炎)を引き起こすこともめずらしくないといいます。

室内のカビ原因はコレ!こまめに対策を!

家の中は人間にとって快適な場所ですが、カビにとっても快適な場所でもあります。

とくに次のようなものがカビ発生の原因になりやすいので要注意!

  • 室内干しの洗濯物
  • 換気が十分にされていない
  • 壁に密着したソファや家具
  • エアコンや除湿機のフィルター

屋内のカビを予防するには、“部屋の湿度を下げ水分を与えないこと”が重要です。部屋干しせず乾燥機を使うことが理想でが、家に乾燥機がなく部屋干しするときは、除湿機やエアコンを活用するようにしましょう。

エアコンに部屋干し機能が付いてるものもありますので、確認してみてくださいね。

晴れの日はカビが発生しやすい押入れをはじめ、部屋中の窓を開けて、風通しをよくしましょう。除湿機やエアコンを活用し、部屋の湿度は50%程度に保てると理想的です。

ソファやベッドなどの家具は、壁にぴったりくっつけていると、風通しを悪くする原因になるので、隙間を空けて置くと良いでしょう。

エアコン内部や除湿機のフィルターはもちろん、水周りや窓ガラスのゴムパッキン、カーペット部屋などもカビが生えやすいので、こまめに掃除をしましょう。

ペットを飼っている人は要注意!

また、この時期はペットもダニやカビなどが発生する原因になりやすいです。室内に犬や猫が出入りすることが多いと、抜け毛やフケなどがカビ、ダニの栄養源になる恐れがあるといいます。

夜は犬や猫と一緒に寝ているという家庭も多いですが、寝室は他の部屋よりも湿度がたまりやすく、カビやダニが繁殖しやすい環境。寝室を分けることもひとつの手です。

また、屋外でカビやダニが体に付着して、部屋内への持ち込む場合もあるので、家に入れる前にブラッシングしたり、空気清浄機なども上手に活用しましょう。

ぜんそくや肺炎のアレルゲンとなるカビは、掃除や換気など日々のケアで防ぐことができます。家の中を見渡してカビの原因となるものはないかチェックしてください。もし原因となるものがあるならすぐに改善してあげてくださいね。

エアコンや除湿機を上手に使って、カビの生えやすい梅雨を乗り切りましょう。

PHOTO/toranosuke/Shutterstock
参照/ 日刊SPA!「梅雨時は「喘息」に注意。大人が発症すると完治率は5%」
知っていますか?住宅のかび(カビ・黴)と、あなたの健康の関係「カビと健康-アレルギー」
知っていますか?住宅のかび(カビ・黴)と、あなたの健康の関係「かびと住まい-梅雨時のかび対策」
お掃除のKIS「梅雨(湿気)対策・カビ対策」
DAIKIN「ペットの困りごと解決法」

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記事提供:ならいごとキッズ マガジン

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