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離婚の原因にも!?“財布が別々”な夫婦が注意すべきポイント

離婚の原因にも!?“財布が別々”な夫婦が注意すべきポイント

共働き家庭が専業主婦家庭の数を上回った現在、夫婦で財布を別々にする世帯も増えてきているようです。もちろん、財布別家計にもメリットはありますが、注意しなくてはいけないことも多く、そこを見誤ると大きな落とし穴が…。

今回は、財布を別々にしている夫婦が気をつけるべきポイントをご紹介します。

財布を別々にする夫婦が増えている?家計を分けることのメリット

マイナビニュースが共働きの男女220名を対象に行った調査によると、「夫婦で財布が一緒」と回答した人は51.8%。その一方、「財布は別々」と回答した人は48.2%だったそう。こちらの調査では、半分弱の夫婦が別々にお金を管理しているということになります。

夫婦で別に家計を管理することのメリットとして考えられるのが、稼いだお金を自分でしっかり管理できるという点です。

夫婦のどちらか一方がまとめて家計を管理していると、もうひとりは収支や預貯金などの経済状況をまったく把握していない場合もありますよね。その点、自分の稼ぎをそれぞれで管理すると、少なくとも自分の分はクリアな状態になります。

人によっては、責任感をもってお金の管理ができるのではないでしょうか。

また、金銭感覚が異なる夫婦だと、財布を別々にしたほうがフェアなケースもあります。互いにしっかりお金の管理ができる自立した夫婦は、財布を別にするメリットも大きそうですね。

貯金ができない…?財布別々世帯が陥りやすい問題とは?

一方、財布を別々にする夫婦に陥りやすい問題もあります。

特に共働き夫婦だと、住宅費・光熱費・食費など互いが担当分を支払ってしまえば、残った分はいわば“自分の自由なお金”です。ここでお互いにしっかりと貯金ができていれば問題ないのですが、相手の目がない分ついつい浪費しがちになる夫婦も…。

互いのお財布事情をまったく共有していないと、いざ蓋を開けてみると夫婦そろって貯蓄がゼロだった、なんてこともあるようです。独身時代の延長でお金を使うのではなく、家族の将来も見据えて収支管理をする必要がありそうですね。

また、財布別々世帯で起こりやすい事例として、住宅費や光熱費など夫婦で共有する費用についてはきっちり折半しているのに、家事に関しては妻の負担が重く、不満を溜めているというパターンもあります。

妻が不満を爆発させてしまい、ついには離婚に至ったという事例もあるそうなので要注意です。

財布別々の夫婦が注意すべき点って?

もちろん、財布を別にすること自体が悪いというわけではありません。ただ、いくつか気をつけなければならないポイントもあるようです。

例えば、夫婦で財布を別にするなら、お互いの経済状況を報告しあってクリアな状態にしておくことがとても大切です。

「相手に干渉されたくないから財布を別々にしているのに…」なんて思う人もいるかもしれませんが、少なくとも所得・月々の貯金・交際費など、大まかにどれくらいの収支があるのかを互いに知っておく必要があります。

また、今現在から今後の“ライフプランニング”の共有も重要です。家族計画や住宅購入、冠婚葬祭などの行事の予定などを明確にしておくことで、今後必要なお金の流れを把握しておきましょう。

子どもがいる場合や、二人目や三人目など出産を考えている夫婦は、教育費もしっかりと念頭に入れておくことをお忘れなく。これらを踏まえて、お互いに目標額を決めて貯金に励むのがベストです。

財布別々の世帯にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、いずれにしても今後のマネープランについて、夫婦でしっかりと話し合うことが大切ですね。

PHOTO/Photographee.eu/shutterstock
参照/ マイナビニュース「夫婦で同じ財布?別財布?‐メリット・デメリットを聞いてみた」
NIKKEI STYLE「30代共働き夫婦、家計一本化し月10万円貯蓄」
日経DUAL「夫婦が別財布だとお金がたまらない。どうすべき?」
東洋経済ONLINE「「財布は別」共働き夫婦が離婚しやすい理由」
PRESIDENT Online「夫婦別財布で「教育費」を貯められるか」

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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