2016.01.12
つらい『つわり』を乗り越えマタニティ時期をハッピーに!つわりの種類と対処法
喜びと共にドキドキ不安な毎日が続くマタニティ初期。更につわりが加わると、気持ちもブルーになりがちです。しかし、うまく付き合えば軽く感じることもできるのがつわり。つわりの種類と対処法を知って、つらいこの時期を乗り越えましょう!
どれに当てはまる?つわりの種類
一般的に連想される吐き気以外にも症状はさまざまです。つわりの症状も人それぞれ。
次の4つに大きく分けられます。
- 吐きづわり
- 食べづわり
- 眠りづわり
- よだれづわり
つわりの特徴によって違う対処法
つわり解消への近道は、自分がどのタイプなのかを知ることです。それぞれに対処法が異なりますよ。
吐きづわり
さまざまな色や匂いに敏感になり、吐き気をもよおすつわりの症状。食欲が無くなってしまい、食も細くなるので栄養状態も悪くなります。まったく食事を摂れないようなら、無理をせずお医者さんに相談しましょう。
食べづわり
吐きづわりとはまったく逆で、何かを口にしていないと気分が悪くなってしまう症状。中には、食べないと気分が悪いけど、食べると吐いてしまう、なんて両方の症状が出る人も。食べづわりの人は栄養の摂取面では心配ありませんが、体重増加に注意が必要です。適度な運動をしたり、なるべくカロリーの低い食べ物を摂取しましょう。
眠りづわり
とにかく眠くなる眠りづわり。常にウトウト…といった軽いものから、強い睡魔に襲われ、仕事中など大事な場で居眠りする人も。運転や料理、入浴中などは身に危険が及ぶので、特に注意が必要です。可能であれば、少しでも時間を見つけて仮眠をとるように心がけましょう。
よだれづわり
聞きなれないつわりの種類ですが、意外と経験した人は多いようです。よだれづわりとは、唾液の分泌量が増え、自分の唾液に不快感を覚えて飲み込むことができない症状。常に唾液を吐き出すほど気分が悪い人や、自分の唾液の味で吐き気をもよおす人も中にはいます。
よだれづわりに効果があるのは、唾液の味を紛らわす飴やガムなど。ほかにも唾液の味をごまかせる自分に合った食べ物を探してみましょう。
辛いつわり、いつまで続く?
辛いつわりの時期ですが、必ず終わりはやって来ます。しかし、個人によって大きな差があるのもつわりの特徴。まったくつわりがない人もいれば、出産まで続く人もいるのです。長くても10か月、赤ちゃんが頑張っている証と受け止めて、前向きにつわりの時期を乗り切りましょう。
辛さのピークは8~11週当たり
早ければ妊娠4~7週目頃に始まるつわり。一番辛い時期は妊娠8~11週にかけて、と言われています。多くの場合は、妊娠12~19週頃には落ち着くことが多いようです。
つわりを楽にするには休息とリラックスが大事
つわり時期は、どうしても偏食になりがち。冷たくツルッとした冷ややっこや、冷やしうどん、そうめんなどは、つわりの方でも食べやすいと言われています。また、炭酸水は口の中をさっぱりさせる効果がありとてもおすすめです。
しかし、何よりの薬は休息とリラックス。なるべく体を締め付けない格好で、おうちでは無理をせずにゆっくりと過ごしましょう。余裕があればストレッチなども効果的。
また、アロマオイルの香りには、つわりの辛い症状を和らげる効果があります。マンダリン、レモン、グレープフルーツなどは妊娠初期から使用できます。お出かけ時などは、ハンカチなどに1滴たらしておくといいですね。ただし、妊娠中には使えないアロマも中にはあります。必ず調べてから使用しましょう。
こんな症状は要注意。無理せず病院にいって
「つわりは病気じゃないから」とガマンする必要はありません。ごくまれですが、つわりが悪化すると、入院が必要になることもあるんです。
病院に行く目安としては
- 食事や水分を口にいれることができない
- 1週間に3~5kg体重が減少した
- 吐く回数が多い …など。
さらに、お医者さんには、どれくらい食事をとっていないのか、1日どれくらい吐くのかなど具体的に伝えましょう。
つわりはとても辛いものですが、赤ちゃんと出会うための大切な過程です。少しでもつわりをハッピーに乗り切るために、一人で悩まないで経験者に相談するのもひとつの手ですよ。
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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