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2016.11.14

保育園を諦めないで! 認可外保育園を1年利用してみてわかった、メリットと注意点って?

保育園を諦めないで! 認可外保育園を1年利用してみてわかった、メリットと注意点って?

今年2月以降、「保育園落ちた」というフレーズが有名になりました。

実は筆者も「保育園落ちた」状況になり、あやうく「日本死ね」という状態になりかけました。しかし筆者は非常に運が良く、小規模保育園に預かってもらえることになりました。“激戦”であることの多い1歳クラスでの、4月入園です。子どもが1歳半のときのことでした。

しかし、そこはいわゆる“認可外(無認可)保育園”。良くないニュースを聞くことも多く、不安はたくさんありました。

けれど無認可園で過ごした、認可園への転園が決まるまでの1年は、私にとっても子どもにとっても、とても良い経験になりました。

今回は筆者の体験をもとに無認可保育園についてご紹介したいと思います。

無認可保育園でも、職員の数が国・自治体の基準より多いコトも

最低限必要な保育士の数は、園児の年齢ごとに国・自治体によって決められています。無認可園では、この数が認可園よりも少ない場合が多いです。

けれど、すべての園でそうということではありません。筆者の子どもの通っていた無認可園は、庭がなく、保育所面積などが小さいこともあり無認可でしたが、人員に関しては、最低基準よりも多くなるように配慮されていました。

走り回れる年齢の子がいない園でしたので、“人の目が多く行き届くようになっている”というのは、庭がないことを差し引いてもメリットが大きかったと思います。

認可園よりも自由!意外と魅力的な教育プログラム

保育園は、幼稚園とは違い“生活の場”なので、教育的なプログラムは基本的にありません。しかし無認可園での保育の内容は、認可園よりも自由に組まれていることが多いです。そのため、子どもにさまざまな経験をさせてあげられることもあります。

筆者の子どもが通っていた園では、英会話のレッスンがありました。レッスンといっても、内容は“歌う”“曲に合わせて体を動かす”など、日頃の保育に即したもの。しかしそれでも、もうすぐ3歳になる現在、簡単なアルファベットが読めるし、1〜10まで英語で数えられます。

家庭で学ばせたり塾に通わせたりするのは難しいので、貴重な経験をさせてもらえたと感謝しています。

“保護者にやさしい”ことが多い

無認可園に通わせている当時、認可に通わせているママから

「自分と夫とが病気になってダウンしてしまったときでも、仕事じゃないんだからと土曜預かりを断られてしまった」

「お迎え前に買い物をすませたら、職員さんに見つかって注意されてしまった。その後、ことあるごとに嫌味のように言われてツラかった」

という声を聞いた事がありました。

無認可園の場合、園の方針にもよるでしょうが、基本的にそのようなことはないと思います。(ただし、プラスで費用がかかります。)

また、認可園は“自営業者(個人事業主・フリーランス)に厳しい”です。そもそも自治体で行われる“保育の必要性”に関する審査が、自営業者に厳しいことが多いのです。

無認可園の場合は扱いが変わらないことも少なくないので、私のようなフリーランスのママには、特にやさしく感じられることもあるでしょう。

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佐原チハル

佐原チハル

2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...

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