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子ども

2016.11.14

保育園を諦めないで! 認可外保育園を1年利用してみてわかった、メリットと注意点って?

ただし「無認可園だと不安」という感覚は、間違ってはいません

残念ながら保育事故の数は、無認可園の方が多いのも事実です。また無認可園では園が保険に入れないことがあり、事故などが起きたときに、保険金が下りないため、事故の原因を隠そうとしたがる、という場合もあるそうです。

そうした事態を防ぐための署名活動もあるほどです。

無認可保育園が良いかも!?と思ったときのチェックポイント

そこで無認可園に入園することを検討している場合、最低限、以下のポイントは守れるよう注意しておいたほうがよいでしょう。

  • しっかりと見学に行って、自分の目で安心できる場所かどうか確かめる。入園後も適宜確認する。
  • 口コミや評判を確認しておく。
  • 小規模の場合、年齢制限がある点に注意する。

小規模保育の場合、 “2歳クラスまで”という年齢制限があります。2歳くらいまでは、子どもにとって“小規模の家庭的な雰囲気での保育は望ましい”とされているのですが、3歳以降は、“いろいろな人とふれあえる環境の方が望ましい”と考えられていることが大きな理由だそうです。

また運動の活発になる3歳以降の子どもと、そうではない2歳以下の子どもが同じ狭い空間にいると、事故を招きやすくなるとも考えられています。

東京都では、待機児童対策のため、小規模保育での年齢制限を撤廃しようという案も出ているそうです。しかしこの年齢制限は、子どもを安全に保育してもらうためには大切なものでもあり、反対意見も多いのだそうです。

自治体からの補助の確認も!

無認可園の場合、認可園よりも費用がかさむことが多いので、保育料だけで給与のほとんどが消えてしまう、という声も多く聞きます。

ただ、筆者の自治体では補助があり、認可園とほぼ同額の保育料で預けることができました。自治体の制度についても確認しておきたいですね。

なお、無認可園であっても“預けて働いている実績”があると、保育の必要性に加点がつく自治体が多いです。翌年、認可園を希望するときに有利になれる、というのもまたメリットかもしれません。

復職を諦める前に無認可保育園も視野に入れてみて!

いろいろな保育園を見ているうちに、「認可の園より、こっちの無認可園の方がいいかも」と思えるほどの園に出会えるかもしれません。

もちろん、そんな園ばかりとはいえないかもせれませんが、最初から「無認可しか選べないなら…」と、復職を諦めてしまうのはもったいないことです!

見学や口コミ集めなどは大変ですが、がんばってみる価値はきっとあるでしょう。

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佐原チハル

佐原チハル

2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...

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