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2017.09.25

子どもに「保育園行きたくない!」と言われたときに思い出したい5つのこと

子どもに「保育園行きたくない!」と言われたときに思い出したい5つのこと

壮絶な保活をくぐり抜けても、その先にはまだ試練が続いています。

最初に訪れるのが、“慣らし保育”。泣きながらママを恋しがる子どもから離れるのは、ママだってツラいものです。もっとダイレクトに保育園行きたくない!」と言われてしまい、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

そこで今回は、すでにお子さんを保育園に通わせている先輩ママたちからの応援メッセージを、5つのポイントにしてまとめてみました。

1、そのうち「まだ帰りたくない」って言われるようになるから安心して!

子どもに「保育園行きたくない」と言われたら

「うちの子は甘えん坊で、慣らし保育が終わって、ゴールデンウィークが終わって、梅雨に入ってもまだ涙を見せることが多かったんです。でも夏くらいから様子が変わってきて、秋頃には『まだ帰りたくない!』って言うようになりました」

お友達ができたり、お気に入りの先生ができたりして、今では保育園に行くことをとても楽しみにしているのだそう。

「子どもによって時間差はあると思うけど、子どもも親もいつかは慣れるので、大丈夫ですよ」

子どもの環境適応力は、親が思うよりも高いのかもしれません。

2、アイテムを駆使して、慣れるまで誤魔化し続けよう

子どもに「保育園行きたくない」と言われたら

「嫌がっている子どもを保育園へ連れていくのって、親にとってもすごくツラいんですよね。だから、本当はいけないのかもしれないですが、私は道具に頼っていました」

こちらのママさんは、お子さんが保育園に行くのを楽しみにできるよう、さまざまな工夫をしていたそうです。

「園に着くまではお気に入りのおもちゃや人形を持っていてもいいことにして、子どもが少しでも安心できるようにしていました」

「物で誤魔化すなんて邪道では?」とも考えていたそうですが、お子さんが慣れるまでの間“自分もストレスをためないでいられること”を優先させたそうです。今では、お菓子やおもちゃがなくても、毎朝楽しそうに通園できているそうですよ。

3、「寂しい気持ちは、悪いばかりじゃないよ」

子どもに「保育園行きたくない」と言われたら

Photo/goodmoments/shutterstock

こちらは、生後半年でお子さんを預け始めたママさんからの言葉です。

「子どもはわりとすぐに保育園のことを受け入れてくれたみたいなのですが、私自身が…こんなに小さな子を預けてまでするべき仕事なんだろうかとか、いろいろ考えちゃって。寂しくて仕方がありませんでした。でも復職できていなかったら、それもそれでやっぱり苦しかっただろうなと思うんです。生活も、気持ちも。そう思えてからは、寂しい時間にもありがたみを感じられるようになりました」

毎日寂しい気持ちになる分、迎えに行ったあとは、お子さんの愛おしさをさらに実感できるそうで、以前よりも丁寧に接することができるようになったとのことです。

4、「不安は保育士さんに伝えてみるのが一番!」

子どもに「保育園行きたくない」と言われたら

Photo/SpeedKingz/shutterstock

「どれだけ泣かれても、寂しくても、仕事に行かなきゃいけないのは変わらない。わかっていてもやっぱりツラくて、担任の先生に愚痴ってみたことがあるんです」

相談というほどでもなかったそうなのですが、担任の先生は、ママの気持ちをしっかりと受け止めてくれたそう。

「不安なことを知っていてくれて、気をつけて見てくれているってことがわかっただけでも安心できました。送りのときは、毎日ではないけれど先生が子どもを抱っこしてくれる機会も少し増えました」

保育園は、一緒に子どもを育てていくための協力者になってくれる、貴重な存在です。不安があったときにそれを伝えられる、というのは、とても心強いですよね。

5、「“いざとなったら遅刻する”覚悟があると、追い詰められないで済む」

子どもに「保育園行きたくない」と言われたら

「いざというときのために、『子どものためなら、遅刻ぐらいしてあげてもバチはあたらない!』って言い聞かせるようにしています」

慣らし保育が終わって数週間のころ、「まだママと離れたくない」と、子どもが大泣きしてしまい、どうしても時間どおりに家が出られないことがあったそう。

「園に連絡したら、『わかりました、こちらはお子さんのペースでゆっくり来ていただいて大丈夫ですよ』って言ってもらえて。そのとき、すごく楽になれたんです」

「遅刻しても大丈夫」と思えたら、ストレスが非常に軽くなったそうです。

「もちろん毎日というわけにはいかないけど、いざとなれば、ときどきは遅刻させてもらっちゃおうって、自分を甘やかすことにしました。子どもだって毎日がんばってくれてるんだから、休憩くらいはさせてあげたい」

そうした余裕を用意しておくことで、気持ちが追い詰められないですむようになったそうです。

「仕事は、ちょっとくらい遅刻しても大丈夫。挽回できます。園生活に慣れる日は絶対に来るから、それまでは焦らず、どうか自分やお子さんを甘やかしてあげてほしいなって思います」

以上、いかがでしたでしょうか。

園生活に慣れるまでは、ツラい気持ちになってしまうことも少なくないかもしれません。でも保育園は、子どもと保護者、両方の強力な味方になってくれる存在です。

寂しさに負けず、自分や子どもを追い詰めてしまうことなく、慣れるまでの日々を過ごしていけますように。応援しています!

TOP PHOTO/PKpix/shutterstock

佐原チハル

佐原チハル

2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...

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