2015.11.22
保育園児は〝かわいそう〟じゃない!預けてよかったメリットとは?
働くママの大多数が、仕事中は子どもを保育園に預けていると思います。そして、産休・育休が明けるタイミングの1歳前後から利用しているというママが多いのではないでしょうか?
そこで必ずと言って良いほど聞こえてくるのが、「そんなに小さいうちから母親と離すなんてかわいそう!」という意見です。実際にはもっと酷い言葉で批判されたというママもいますよね。
でも、ちょっと待って! 保育園に預けるのって、そんなにかわいそうなことなのでしょうか?
罪悪感を持ってしまう、ママたちの姿
「保育園に預けるのがかわいそう」と周りに言われたり、子どもに別れ際になって泣かれたりすると、保育園に預けることや子どもを置いて働くことに罪悪感を持ってしまうというママがたくさんいるようです。
子どもが大泣きしている姿を見ると「ごめんね、ごめんね」と申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまい、自分が間違ったことをしているかのように錯覚してしまうのです。
特に、仕事が終わるのが遅くていつも迎えも遅くなってしまう、というママは特にその傾向が強いようです。
保育園に預けてよかったことはいっぱい!
確かに、負い目を感じることなく保育園に預けるのはちょっと困難かもしれません。でも、保育園とはママが心配しているほど子どもにとって辛い場所ではないんですよ。
まず、家ではできない遊びや体験がたくさんできます。同じくらいの月齢や年齢のたくさんの子どもたちと触れ合いながら、小さな頃から社会性を身に付けることだってできます。
最初は泣き顔だった子どもも、外遊びをしたり、絵本を読んだり、給食やおやつを食べたりしているうちに段々と笑顔になってくることがほとんどなのです。
ママと離れるのが寂しくて泣くのは幼稚園に入園した子どもだって同じ。つまり、赤ちゃんでも3~4歳くらいの幼児でも慣れるまでが辛いのは同じなんです。ママが罪悪感に苛まれる必要なんて、ないですよね!
もやもやが消えなかったら、一日体験に参加してみよう!
どうしても不安が残ってしまう…というママは、一日体験や保育参観をしてみて保育園の過ごし方や子どもの様子を見てみるのもおすすめです。
いつもの生活とはまた違う、いきいきと楽しそうに過ごしている子どもの姿を見たり、新しい発見があれば、心のもやもやが晴れ、前向きに考えられるようになるかもしれませんよ。
教育方針なども園によって異なっていたりするので、自分の子どもに合っているかを見極めるためにも、複数の保育園を見学・体験してみると、よりはっきりするかもしれません。入園前や、入園してからも園に問い合わせてみるのも手です。
保育園に預けること、家でママがお世話をすること、どちらにもそれぞれにメリットがあります。どれが正解で何が間違っているなんてことは決してありません。子どもに対しての愛情はみんな一緒だからです。
働くママのみなさん! ぜひ「ごめんね」ではなくて、「待っていてくれてありがとう」と子どもに伝えてあげるようにしてくださいね。
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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