2019.03.20
“生りんご入り”が珍しい!GRANNY SMITH『“グラニースミス”のアップルパイ』のシャキトロ食感、食べられるのは春先まで!
お手頃ながらもご褒美感を与えてくれるワンコインスイーツは、家事に育児に仕事…と慌ただしい日々を乗り切るための、私の貴重な活力源だ。
今日はいつもより早く会社を出られたので、駅ビルに寄り道して以前から気になってた『GRANNY SMITH』へ。“行列のできるアップルパイ専門店”で有名なこのお店、一度食べてみたくてこれまで何度か寄ったものの、レジが混んでたり、どれを買うか決めきれなかったりして買えずにいたんだよね。
今日は運良くレジも空いているし、お目当てもすでに決まっている! 春までしかお目にかかれない限定商品、『“グラニースミス”のアップルパイ』だ。
GRANNY SMITHは行列必至の人気店
GRANNY SMITHは都内を中心に展開するアップルパイ専門店。“なんだかほっとする、どこか懐かしい、おばあちゃんの味”をコンセプトにした手作りアップルパイが人気で、行列ができる店として知られています。
お店ではアメリカンスタイルやイングランドスタイルなど常時4種類のほか、季節限定品や店舗限定品など、さまざまなアップルパイが販売されています。
希少品種『グラニースミス』入りのアップルパイは春先までしか食べられない!
今回ご紹介するのは、店名の由来にもなっている青りんごの品種“グラニースミス”をたっぷり使ったアップルパイ。
締まりのある食感とジューシーな酸味が特徴で、火を入れると糖度が増すことから欧米では“アップルパイに使われるりんご”として知られるほどポピュラーな品種なのだとか。
その一方、日本では生産数が少なく市場にはほとんど出回らないため、お店では長野県の契約農家に品種の栽培から依頼することで、本場の味を再現しているのだそう!
ただし、収穫時期が限られるためこのアップルパイを作れるのは毎年11月頃~春まで。1年のうち食べられるのは今の時期だけなのです!
生りんごと煮込んだりんごのシャキトロ食感!
『“グラニースミス”のアップルパイ』、その特徴はトロトロになるまで煮込んだりんご果肉と、生のりんご果肉が両方入っていること。
「アップルパイは、甘くてあのやわらかい食感が苦手…」という方もいますが、これは品種特有の爽やかな酸味が活きて甘さはかなり控えめ。シャキッとした食感も楽しめ、これなら好き!というファンも多いのだとか。
トッピングも、少しのシナモンにサクサクのクランブルといたってシンプル。お値段は1個486円(税込)です。
冷たいままでも温めても◎
お店ではどのアップルパイも冷蔵商品ですが、店員おすすめの食べ方は「できたらまずは温めずにそのまま、その後トースターで焼いて両方楽しんでみて」とのことだったので、半分ずつカットして試してみることに。
まずはひんやり冷たいままのトロトロ果肉部分を頬張ると、コク深い甘みのあとに頬がキュッとなるような酸味が! こんなに煮詰めているのに、酸味をしっかり感じられるのはすごいです。
一方の生の果肉部分はゴロッと大ぶり。食感はほどよくシャキッとしてるけど、やはりアップルパイとして焼かれているので、完全なる生リンゴというよりはジューシーで爽やかなコンポートに近いかな。
続いてトースターでの温めにトライ! 目安は1000wで約2~3分。焦げ防止に1分経った時点でアルミホイルを被せてもう1分様子をみると、おいしそうなバターの香りがふわ~り。
焼き直すと土台のパイはパリッと軽くなって、まるでクロワッサンのよう! トロトロ果肉部分は温めると一層とろ~りなめらかで甘みも増すけど、依然としてしっかりとした酸味が味をひきしめてくれます。
生の果肉部分は“シャキッ”から“シャクッ”とした歯ざわりになるので、果肉のジューシーさを楽しむには冷たいままが◎。でも温めるとパリッと香ばしい生地や、より濃厚な甘み・酸味が楽しめておすすめです!
1カット100g弱で1個あたりのカロリーは不明ですが、一般的なアップルパイは100gあたり300Kcalほどなので、カロリーもたぶんそのくらい。でも、酸味が効いているから後口はさっぱり。1個のボリューム感もほどよいです。
店員さんによると、毎年4月末~GW頃には販売終了とのこと。残念ながら通販では買えないようなので、気になる方はお近くの店舗をチェックして、早めに足を運んでみてくださいね!
ご褒美度 :★★★
罪悪感のなさ:★★☆
コスパの良さ:★☆☆
参照/
GRANNY SMITH公式サイト
ウィキペディア「グラニースミス」
マニマニマグ「リンゴがゴロッ、青山「GRANNY SMITH(グラニースミス)」のアップルパイ」
CLUB Panasonic「『パイ アップルパイ』のカロリー」
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梅田さおり
2013年生まれの男の子のママ。通販会社勤務時にスイーツと健康食品ジャンルの商品企画・開発および、美容専門誌の編集を担当。出産を機に退職後、現在WEBライター、エディターとし...
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