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兄弟姉妹がいなくても幸せ。「一人っ子」のメリットと育児のコツ

兄弟姉妹がいなくても幸せ。「一人っ子」のメリットと育児のコツ

「一人っ子」は兄弟姉妹がいなくてかわいそうだから、「2人目を産まなきゃ!」と使命感にかられるママも少なくはないはず。そこで、今回は、あえて「一人っ子でよかったこと」をまとめました。一人っ子育児のコツも紹介します。

事情により一人っ子を持つママでも、負い目を感じず、堂々と幸せに子育てをしてもらえたらいいなと思います。

愛情を独占できるので、自己肯定感が高い

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まず、一人っ子の一番のメリットは、親の愛情を独占できること。「一人っ子でも寂しくなかった」と話す人は、親の愛を一身に感じて育ったことが理由だそうです。

印象的な意見を紹介します。

  • 兄弟がいることを羨ましく思ったこともあるが、一人っ子を満喫してきた。両親と仲良しで愛情を独り占めできてよかった。自分を一番に考えてくれて、愛してくれる両親を大切に思っている。
  • 一人っ子で寂しい思いや辛い思いはしたことはない。親の愛を存分に受けて幸せに育った。
  • 寂しく思ったときもあったが慣れた。親が相手をしてくれれば寂しくない。
  • 大切に育てられたので自尊心が強く、自分を卑下することもない。

大切に愛情を受けて育つことで、自己肯定感がアップするというのは、一人っ子のメリットですね。世の中には兄弟姉妹と比べられたり、親に甘えるチャンスが少なかったりすることで、自己肯定感の低い人もいます。

一人っ子のママは、自信を持ってお子さんを思いっきり可愛がってあげて。自己肯定感の高さは、将来壁にぶち当たったときに乗り越える力になります。

気軽に好きなところに出かけられる

一人っ子は好きなところに気軽に出かけやすいというメリットもあります。

自転車での移動が多い都会では、子どもが1人だと自転車に乗せてあちこちに出かけられて楽ちん。子どもが2人以上だと自転車移動は大変なので、車や電車・バスを利用して出かけることが多いようです。

旅行は子どもが多いほど、金銭的にも体力的にも大変。一人っ子なら母子だけでも旅行ができる気軽さがあります。子どもが1人なら、出先でもお母さんの精神的・肉体的負担が少ないし、普段からお母さんの自由な時間が取りやすいのもメリットですね。

経済的に独占できるので、おもちゃだけでなく教育にもお金をかけられる

子どもを1人育てるのに2~3千万円は必要と言われる時代になりました。住宅ローンや老後の資金にもお金がかかります。その点一人っ子は金銭的な心配が少ないですね。

一人っ子の多くの方が、こんな意見を言っています。

  • 服もおもちゃもいつも新品。ごはんもおやつもゆっくり食べられた。
  • 祖父母からお年玉をたくさんもらえた。兄弟がいたらこんなにもらえなかった。

一人っ子は教育にもお金をかけられるので、将来の選択肢が比較的多いと言えます。子どもの進みたい道が決まったときに、教育資金をドーンと出してあげられる親になれたら素敵だと思います。

それから「遺産相続でもめることがないので、骨肉の争いをしなくて済む。」という意見もありました。

大人との付き合いが上手

一人っ子は親を中心とした大人の世界で育つので、大人との付き合い方が上手な人が多いです。中には、「同年代や年下よりも、年の離れた人達といる方が精神的に落ち着く」という人も。

将来社会に出て、年の離れた上司やお客さんと接することを考えると、大人と上手に付き合えることはメリットですね。

一人っ子の育児のコツ

最後に、一人っ子育児のコツを紹介いたします。

  1. 夫婦円満が一番大切。一人っ子が夫婦喧嘩を見たら、「自分しか止める人がいない。どうしよう!大人の喧嘩だし何もできない。」とパニックに。家族が仲良しなら子どもの気持ちも安定します。
  2. 愛情とプレッシャーは紙一重。過干渉にならないように気を付けて。
  3. 兄弟姉妹がいないと寂しいと思うことがあるので、両親が一緒に遊ぶ。子どもどうしで遊ぶ機会を作る。
  4. 欲しいものはきっかけや目標をクリアしたら買い与えるようにして、我慢の練習をさせる。(誕生日やお年玉が貯まったら。テストで〇点取れたら。)
  5. 一人っ子を否定する人は、兄弟姉妹がいる人ばかりなので気にしない。
  6. 結婚後は、女の子は出産や育児などで実家に足を運びますが、男の子は実家に寄り付かなくなるもの。もともと男の子はそういう生き物なのだと心構えを。
  7. 一人っ子は親の老後を心配して一人で抱え込みがち。子どもが巣立つ際には「自分のことは自分で面倒を見るから心配無用!」と胸を張って送り出してあげられる気概を持って。

一人っ子の意見では、多くの方が不満だったことよりも幸せだったことの方が多くて驚きました。そして、子どもが幸せかどうかは、親の子どもへの関わり方次第なのだと確信しました。

一人っ子のママは、楽しくて幸せいっぱいな一人っ子ライフを満喫してくださいね。

しみず

しみず

都内の大学を卒業後、青果物業界・金融業界勤務を経て、2010年に男の子を出産しました。現在は、子育ての経験を活かしながらライターをしています。健康オタクで、衣食住はできる...

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