2019.01.20
“1日限定パパ”を無料レンタル!『お父さんバンク』のマッチングサービスが画期的!
毎日の仕事や家事、育児で大忙しのママたちの中には、ワンオペ育児などで手が回りきれず、誰にも頼ることもできずに追い詰められている人もきっといることと思います。
そんな中、子育てのサポートが必要なときに“無料”でお父さんが借りられる『お父さんバンク』というサービスがあるのはご存知でしたか? 1人ではできないことや男手が必要な場面などに依頼をすると、“1日限りのパパ”が助けにきてくれるのだとか!
『お父さんバンク』とは?
お父さんバンクとは簡単に説明すると、“得意ワザを持て余している人”と“それを必要としている人”をマッチングさせるサービス。
さまざまな特技を持った“お父さん”たちがお父さんバンクに登録し、公式サイトやSNSなどを通してお助けの依頼を受けると、“その日限りのパパ”として活躍してくれるというものです。
お父さんバンクを立ち上げたのは、自身もシングルマザーであるヨシヒロ チアキさん。お金を払ってサービスを受けるという枠を超えて、「“地域で子どもたちを育てる”関係性を築けるような場所を提供したい」という想いから、このプラットフォームをスタートさせたのだそう。
そのため、ここに登録されているお父さんたちは完全ボランティア。利用料金などは発生しないのだとか(交通費等諸経費は別途双方で相談)!
『お父さん図鑑』には個性豊かなお父さんたちが!
お父さんバンクの公式サイトに掲載されている『お父さん図鑑』を見ると、登録されているお父さんたちの特技は実にさまざま。
例えば、“きりたんぽ鍋を超おいしく作る”わかぴょんさん、“冷蔵庫の忘れられた食材でおいしい物を作る”藤谷しのぶさん、“英語・体育・バスケが得意”なふじわらひろきさんなど、超個性的なメンバーのオンパレード。特技はもちろん、その人自身にも思わず興味津々です。
ちなみにこれまでに行ったサポートには、機械が得意なお父さんがドローンの使い方を子どもに教えにきてくれた事例や、仕事で参加できないパパの代わりに複数の“お父さん”が子どもの運動会に参加して、写真撮影、ビデオ撮影、競技参加、応援などでママをサポートした事例なども。
ママが助かるだけでなく、子どもにとってもより深い経験や思い出が残せそうですね!
“助け合い”ではなく“喜び合い”
お父さんバンクのいう“お父さん”とは、“実生活で家庭をもっているお父さん”という意味ではなく、誰でも“お父さんになれる”といった趣旨で使われているので、お父さんバンクには子どものいない独身男性や女性も登録されています。
お父さんとして登録できるのは、この取り組みに共感して直接運営者と顔合わせを済ませた人のみ。
利用したい場合は、公式サイトの『お父さん図鑑』から求めているスキルを持ったお父さんを探して専用申し込みフォームから依頼し、日程などの詳細を各お父さんと直接やりとりしますが、事前に各地で行われている『お父さんバンクカフェ』などで、顔合わせをすることもできます。
お父さんバンクが大切にしているのは、人間と人間のコミュニケーションをベースとした新しい家族のあり方。利用者には、この単なる“助け合い”ではなく“喜び合い”の世界に共感した人が多いようです。
また、お父さんバンクでは、“頼ろうと思ったら頼れる場所が存在している”ということも大切にしているのだそう。
確かに、実際に利用することはなかったとしても、こういったサービスがあることを知っているだけで、すべてをひとりで抱え込んでいっぱいいっぱいになっているママたちの心が少し軽くなる気がしますね。
ただ助ける、助けてもらうというだけでなく、“一緒に喜びも分かち合える”というのが『お父さんバンク』の最大の魅力なのかもしれません。
特技を活かせるお父さんも、サポートしてもらえるママたちも、どちらもハッピーになれる『お父さんバンク』。興味のある人はさっそく公式サイトをチェックしてみてくださいね!
PHOTO/Yuganov Konstantin/shutterstock
参照/
ITmediaビジネスONLINE「「お父さんバンク」ってなに?1日限定のパパが注目されている」
HUFFPOST「お父さん、借りられます。「お父さんバンク」が思い描く、今よりちょっと優しい世界」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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