2017.09.21
妊娠中の腰痛対策にも!産後も活躍する『骨盤ベルト』って?
妊娠中のつらい症状のひとつ“腰痛”。この症状を和らげるため、妊娠中にベルトを使用する方も多いようです。
妊娠中の腰痛や『骨盤ベルト』について、ご紹介します。
そもそもどうして妊娠中に腰痛が起こるの?原因は?
妊娠3ヶ月頃から、卵巣ホルモンの一種『リラキシン』というホルモンが分泌され、出産に向けて関節や靭帯を緩めます。この緩んだ骨盤を筋肉で支えようとするため、腰痛が起こります。
また、体重増加に伴って腰椎や骨盤が前側に傾いてしまうため、背中の筋肉で支えてバランスを取ろうとし、背中や腰の痛みにつながってしまうのです。
血流が悪くなると腰痛を悪化させるため、軽い運動やエクササイズで血流を良くすることで、腰痛を軽減することができますよ。
骨盤ベルトの役割
出典:Amazon
骨盤ベルトの役割は、出産によって開いたり、歪んだりした骨盤を元に戻すことです。
出産をしても、直後は妊婦のときのクセで腰を反り、下腹部を突き出すような姿勢をとってしまう人は少なくありません。そのままの姿勢で育児や家事をしていては、骨盤のゆがみはますます増すばかり。痛みもひどくなってしまいます。
骨盤ベルトをするとどうなるの?
骨盤ベルトは骨盤をしっかりと支え、正しい位置で安定させてくれます。それにより、筋肉に無理な力がかからなくなり、コリを改善。それにともなって全身の筋肉バランスも良くなりますから、体の動きが軽く、スムーズになるのです。
最近では、産後だけでなく、腰痛対策として妊娠中から使える骨盤ベルトも販売されています。
骨盤ベルトの選び方
骨盤ベルトと一口にいっても、その種類はさまざま。サイズはもちろんですが、使用できる期間も産後すぐ、産後2週間からなどいろいろありますから、自分に合ったものを選びましょう。
きっちり締め付けるもの、薄手で着膨れしないものなど、たくさんの種類がありますよ。
骨盤ベルトを巻くときの注意
骨盤ベルトを付ける第一の目的は、なんといっても“骨盤を正しい位置で安定させること”です。そのため、ずれて付けては意味がありません。
また、いくら正しい位置に巻いても、締め付けすぎていては、血行が悪くなり、かえって健康によくありません。説明書をしっかり読んで、正しい位置や強さで装着するようにしましょうね。
妊娠中のつらい腰痛は骨盤ベルトやエクササイズなどで楽にすることができます。腰痛が出てきたら、自分に合う方法を探して取り入れてみてくださいね。
TOP PHOTO/Photographee.eu/shutterstock
参照/
AMOMA「 助産師が教える!妊娠中の腰痛-原因と対策-」
マイナビウーマン子育て「骨盤ベルトは産後いつまで必要?選び方とおすすめの人気ベルト5選」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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