2017.04.25
体験から伝えたい!2~4ヶ月頃の赤ちゃんでも楽しめるオススメ絵本6選
少しはにかんだような表情が見られる2ヶ月頃からは、新生児の頃より日中に起きている時間も増えてきますよね。この頃は赤ちゃんが遊べることもまだ少なく、ママも時間を持て余しがち…。
そんなときにオススメなのが絵本! 赤ちゃんの反応が少しでも見られたら、ママも楽しくなりますよね♪
今回は、筆者の2人の息子と甥っ子がねんねの時期でも反応があった絵本をピックアップしました☆
絵本選びと、興味を示した絵本の特徴とは?
世の中にはたくさん絵本があって、どれを選んだらよいか悩んでしまいます。筆者は長男が2ヶ月頃から助産師さん主催のベビーマッサージに通っていて、その中で読んでもらった絵本を参考にしていました。
また、図書館には年齢別に絵本がまとめられていたので、片っ端から借りては読むことを繰り返し、長男の反応があった絵本を購入したりもしました。
ページは違っても、2人の息子と甥っ子がねんね期でも興味を示した絵本の特徴は次のとおり。
- はっきりした色合い
- 丸い形がよく出てくる
- 繰り返しの言葉が多い
- リズミカルな言葉
- 擬音語や擬態語が出てくる
仰向けで寝ているだけの赤ちゃんが楽しんでいるのを見ると、なんだか幸せな気持ちに…。そしてうつ伏せ練習の際にも、絵本を読んで興味をひかせたりもしましたよ。
ねんね期でも楽しめるオススメ絵本6選
なーんだなんだ
出典:絵本ナビ
作・絵: カズコ・G・ストーン
出版社: 童心社
断トツで3人とも興味を示した絵本がこれ!「なーんだなんだ」という言葉と共に、パンダの顔が少しずつ出てきて、最後にはママに抱っこされた赤ちゃんパンダも登場します。パンダの丸い目が出てきた瞬間にニコッと笑うんです!
この絵本には、パンダの目や耳、尻尾など黒い丸がたくさん描かれているのが特徴で、3人とも釘付けになるほど。黒い丸が、ママの目に見えるのか、おっぱいの乳首に見えるのかと想像していました。赤色をベースに、黒と白のはっきりとしたコントラントも良かったのかもしれません。
じゃあじゃあびりびり
出典:絵本ナビ
作・絵: まつい のりこ
出版社: 偕成社
赤ちゃん絵本の中で絶大な人気を誇る一冊。ページごとにリズミカルな擬音があって、読んでいる方も楽しくなります。
ふみきりの「かんかんかん」、赤ちゃんの「あーん、あーん、あーん」を読むと、目を見開いてバタバタしたり、声を出したり。ひこうきの「ぶーん、ぶーん、ぶーん」では本を動かしながら読むと不思議そうな顔をしたり。コンパクトで丈夫な絵本で角も丸みがあり、赤ちゃんが手に取っても安心です。
また、ページごとに異なるカラフルな色のコントラストで、視覚的な刺激を受けるのも魅力☆
ぶーぶーぶー
出典:絵本ナビ
作: こかぜさち
絵: わきさか かつじ
出版社: 福音館書店
カラフルな車が「ぶーぶーぶー」や「ぷっぷっぷっ」などの違う音を鳴らして順番に走ってきます。これらのリズミカルな擬音と、車の丸い車輪がたくさん登場するのがポイント!
子どもたちはページごとに絵を追っている様子でした。車がたくさん出てくるので、特に男の子にオススメです。
くだもの
出典:絵本ナビ
作: 平山 和子
出版社: 福音館書店
もも、りんご、バナナ、ぶどうなどの果物が出てきて、皮がむかれ食べやすくカットされて「さぁどうぞ」と迫ってきます。実物そっくりの鮮やかでみずみずしい果物の絵がたくさん出てくるのが最大の魅力。
息子たちは、どちらかといえばくだものごとに繰り返し出てくる「さぁどうぞ」のセリフの方が好きだったようで、ゆっくりとやさしく読み、顔に少し近づけるとうれしそうにはにかみました!
離乳食をあまり食べてくれないときは、「さぁどうぞ」と絵本の読み聞かせのときと同じようなやさしい声で口に近づけると、絵本を思い出すのか食べてくれることもあり、とっても助かりました☆
くらいくらい
出典:絵本ナビ
作: はせがわ せつこ
絵: やぎゅう げんいちろう
出版社: 福音館書店
動物の影と暗い背景のページと、電気がついて明るい光と共に動物が出てくるページが順番に出てくる、シンプルな仕掛け絵本。
「まっくら くら くら くらーい くらい」とリズムよく読むとバタバタし、「ついた!」という言葉と一緒に電気がついて明るいページになると、目を見開いている様子でした。
1ページごとに変わる明暗のコントラストと、繰り返し出てくるリズミカルな言葉が赤ちゃんの興味をひきますよ!
まんまるジャッキー
出典:絵本ナビ
絵: あだち なみ
文: あいはら ひろゆき
出版社: ブロンズ新社
くまのジャッキーと一緒につみき遊びをしながら、丸、三角、四角などはっきりとした基本の形が登場する絵本。
「まんまるおひさま、ぽっかぽか」など、形と一緒に出てくるリズミカルなフレーズが読んでいるママにも楽しく、赤ちゃんウケも良さそうです。
息子たちは笑ったりなど大きな反応はありませんでしたが、絵本を読んでいる間はわき目もふらず、じっと見ていました。ねんね期に読んだ絵本の中でこれが一番お気に入りだったのか、長男が1歳半になった頃には、自分でごにょごにょ言いながら声を出して読むようになりました。
ねんねの時期は動きまわることもなく、子どももママもゆったりと過ごせる時間。ぜひいろいろな絵本を積極的に読み聞かせて、赤ちゃんの反応を楽しんでみませんか? お気に入りの絵本が見つかりますように♪
TOP PHOTO/Daniel_Dash/Shutterstock
Kayoko*
二児のママ。 大学では心理学を専攻。 卒業後はメーカーに勤務し、営業・商品企画を経験。結婚後は自宅にて小論文添削。現在はWEBライターとして活動中。 仕事・育児・趣味のディ...
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