夫婦喧嘩も包丁が加わると、とたんに犯罪に！

ささいな夫婦喧嘩だったはずが、包丁という刃物が加わることで、一挙に過激な事件へと様変わりしてしまいます。

包丁が夫婦喧嘩に使われた事件

平成２７年４月には、東京都の交番近くのマンションで、夫のトイレ後の臭いが臭いという口論から発展し、妻が幼い子どもの前で包丁を握り、夫に切りかかり警察沙汰になった事件がありました。
また、同じ年の６月にも夫婦喧嘩から、妻が精肉店経営の夫の腹部を刃渡り２５センチの包丁で切り付け重傷を負わせてしまい、殺人未遂罪で逮捕される事件が起こっています。

包丁で脅すことは立派な犯罪

普通は夫婦喧嘩に警察が介入するような事はありませんが、包丁という道具を持ち出して脅したり傷つけたりしてしまうと、立派な犯罪として成立します。
警察の調査によると、最近は夫がＤＶの被害者となるケースが、数年前に比べて急激に増えているようです。

今日の加害者は、明日の被害者

安易に包丁を持ち出して威嚇するようなマネをするのは、子どもの教育上好ましくありません。大きくなって、親のマネをして何か自分の立場が悪くなる度に、刃物を振り回し他人を脅す行為に走らないとも限りませんし、その矛先が自分に向かないとも限らないのです。

ひとりの親として、人として、子どもを犯罪行為に走らせないためにも、自分自身が刃物を使って相手を脅したり傷つけたり犯罪を犯すようなことは避けたいものですね。