2016.11.30
『ポケモンGO』を親子でやってみて感じたメリットと注意点
子どもの探求心や集中力も進化!
ポケGOをしていて一番驚いたのが、子どもがポケモンの名前や進化後の名前を全部覚えてしまったことです。
捕まえたポケモンは、“進化“という操作をすると、変身して強くなり、名前も変わります。たとえば、『ポッポ』という鳥は、『ピジョン』に、さらに『ピジョット』にと、2段階の進化を遂げます。
進化すると見た目も名前も変わるので、筆者は未だにすべてを把握できていません。しかし、子どもはいつの間にか全部覚えてしまっていました。
一部のポケモンは、進化により、ジムバトルで大活躍するような強いポケモンに変身します。たとえば、とても弱い『コイキング』は、強くてかっこいい『ギャラドス』に進化します。地道に捕まえてきたコイキングを、ギャラドスに進化させたときは、親子で大興奮しました。
こうした子どもの集中力は、将来の仕事に直結するような勉強に向けられた場合、ものすごい成果になるのではないかと思いました。子どもの探求心を大切にしつつ、いかに周りの大人が動機づけをさせるかが大切だと気づきました。
行動範囲が増え、運動不足も解消!
ポケモンを捕まえるには、『モンスターボール』という玉が必要なのですが、これは各地に点在している“ポケストップ”という場所で手に入ります。都会や大きな公園などには、ポケストップもジムもあり、レアなポケモンも出現します。(画像はレアポケモンのピカチュウです)
またポケストップでもらえる“卵”は、たくさん歩くとポケモンが生まれる仕組みになっていま す。秋からは、手持ちのポケモンから1匹を相棒に選べるようになり、決まった距離を歩くと、進化や強化に必要な“アメ”というアイテムをもらうことができるようになりました。
ですから、子どもは毎日外出したがるようになりました。雨の日でさえ、わざわざポケGOのために傘をさして散歩をしたぐらいです。お陰で、親子で運動不足は解消され、外出の楽しみが増えました。
レアポケモンのために、それまで行ったことのない公園にも遠出したので、行動範囲がかなり増えましたよ。
ゲームをするときの注意点
子どもがゲームをすることに対しては、賛否両論があると思います。ですから各家庭のルールで、やりすぎないように気を付けましょう。特に、“歩きスマホ”はとても危険ですし、乗り物での操作は目が悪くなります。
ちなみにポケGOは、乗り物での移動中に操作をすると、ペナルティで操作できなくなります。
また、ポケGOは課金をすれば、簡単にアイテムを手に入れることができます。しかしほとんどのアイテムは、各地に点在している“ポケストップ”にてタダでもらえます。
また、ジムバトルで勝つともらえる“ポケコイン”を集めれば、課金しなければ手に入らないレアアイテムと交換することもできます。
ポケGOは、レアポケモンが手に入るのは運によるものが大きいので、あまり課金するメリットがないように感じます。ですから、多くの人は課金せずに楽しんでいるのではないかと思います。
筆者はもう2ヵ月以上ポケGOで遊んでいるのですが、無課金で十分楽しめていますよ。レアアイテムのために、ジムバトルで勝ってポケコインを集める作業も、また楽しいものです。
何事も使い方次第ですが、筆者の場合、ポケGOによって子どもの探求心や集中力は上がり、運動不足も解消されたので、総合的に良い影響を期待できるツールだと思いました。
また親子の共通の話題にもなり、「あぁしよう、こうしたらどうだろうか」と話し合う時間はとても楽しく、コミュニケーションツールとしても役立ちました。
これから寒くなり、つい家でゴロゴロ過ごしてしまいがちですが、そんなときは親子でポケモンを捕まえに外出しませんか?
参照/ Pokémon GO
しみず
都内の大学を卒業後、青果物業界・金融業界勤務を経て、2010年に男の子を出産しました。現在は、子育ての経験を活かしながらライターをしています。健康オタクで、衣食住はできる...
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