2016.05.15
スマホの通信費が1/3に!?注目の『格安スマホ』って本当にいいの?
みなさんは月々のスマホ代いくらかかってますか? 総務省のデータによると2人以上の家族の通信費の平均は12,000円。 さらに主婦の48.9%がこの月々の通信費を家計の中で節約したいと回答しています。
そこで今注目されているのが、通信費を抑えることができる『格安スマホ』。でも、『格安スマホ』ってちょっと悪いイメージを持っている方も多いのでは? 今回はそんな格安スマホを徹底調査してみました。
最初に確認!格安スマホだとできないコト
価格の安さが最大の魅力の格安スマホ。でも、いいことばかりではありません。大手キャリアから乗り換えるときは使えなくなるサービスもあるので、使っている方は注意が必要です。
キャリアメール
@docomoや@ezweb、@i.softbank、@softbankのメールを使っている方は格安スマホに乗り換えると使えなくなってしまいます。代わりにGmailやHotmail、Yahoo!メールなどを使うことになります。
ですが今はほとんどの方がLINEやFacebookメッセージなどを使っていますし、MNP(ナンバーポータビリティ)も当たり前になっているので、キャリアメールにこだわる必要もそんなにないかもしれませんね。
かけ放題
格安スマホにはかけ放題プランは今のところほとんどないため、電話をかなり使う方はしっかりと検討が必要です。電話をよく使う場合は後述する『楽天モバイル』などの通話プランを活用すると節約につながりますよ。
家族割りなどのサービス
格安スマホは家族割りなどの割引サービスを用意していないサービスが多いため、パパと同じキャリアで家族割りを使っている方は注意です。ですが、その分もともとの費用が安いので一緒に変更してしまうのも節約につながるかもしれませんよ!
おサイフケータイ
端末によってはおサイフケータイ機能がない場合がありますが『楽天モバイル』や『ソネット』は端末も豊富なので見てみると良いでしょう。今まで使っていた機能が使えなくなるとストレスを感じるかもしれないので、よく検討してくださいね。
格安スマホに代える5つのメリット
最初にデメリットを紹介しましたが、使い方によってはデメリットに感じない人もいるのでは? それならメリットが気になりますよね? と、いうことで次はメリットを見てみましょう!
月々の料金が約1/3
最大の魅力はもちろん価格! 今のスマホ代が約1/3になるなんてうれしい限りですね。
価格は安いがエリア繋がりやすさに問題なし
ここが、一番不安な人が多いはず。そもそも格安スマホとは“自社で通信網を持たず、ドコモなどの大手キャリアから回線を借りた事業者(MVNO)が販売する スマートフォン端末とその通信サービス”のことなので、回線については心配ご無用。安心のつながりやすさなんですよ。
携帯番号はそのままでOK(MNP)
最近はメールを使う方が減ってきたのでメールアドレスは変わっても大丈夫な人が多いですが、電話番号は変えたくないですよね? 格安スマホも大手キャリア同様MNPが可能なので、番号を変える必要がありません!
最低契約期間が短く、わかりやすい
一般的に大手キャリアの場合2年縛りがあったり自動更新があったりでちょっと複雑です。でも、格安スマホの場合は長くても契約期間は1年ですし、自動更新もないので、とってもわかりやすいですよ。
キャリアが豊富
格安スマホのキャリアは楽天モバイル/IEON/ ocnモバイルone/TONE/UQ/BIGLOBEなど豊富にある中から自由に選ぶことができます。みなさんもよく知っている会社があるのでは?
格安スマホの各キャリアを徹底比較!
ここまで来て、格安スマホもいいかなと思ってもいろいろありすぎて逆に何を選んだらいいかわからない方のために比較してみました!
キャリア | 基本料金 | 容量 | 通信 | 通話/分 | その他 |
楽天モバイル | 1,600円 +端末代 | 3.1GB | LTE | 40円 | ・+850円で通話5分間かけ放題 ・楽天ポイント他特典多数 ・端末分割540円×24回~、端末豊富 ・実店舗充実 |
トーンモバイル | 1,000円 +端末代 | 制限なし 1GB(+300円) | 3G LTE | 36円 | ・T-pointを貯めて使える。 ・高速チケットは2GBまでしか購入できない。 ・3G電話回線(+953円) ・子供向け機能が充実 |
イオンモバイル | 1,380円 +端末代 | 2GB | LTE | 40円 | ・全国213店舗あるイオン店舗で故障修理受付や 料金プラン変更等のサポート可 ・端末一括14,800円~ ・分割販売は店舗のみ |
マイネオ | 1,510円 +端末代 | 3GB (auプラン) | LTE | 40円 | ・ドコモ300種・au100種の端末に対応 ・2016年1月より全国81店舗の提携ショップで 初期設定サポート開始。 |
ビッグローブ | 1,600円 +端末代 | 3GB | LTE | 40円 | ・速度600MB ・端末分割1,150円×24回~ |
ユーモバイル | 1580円 +端末代 | 3GB | LTE | 40円 | ・無制限プランあり |
OCN モバイル | 1,800円 +端末代 | 3GB | LTE | 40円 | ・Amazon購入プランあり |
ソネット | 2,480円 (端末代込) | 3GB | LTE | 40円 | ・端末分割は30回払い ・他にXperiaプランもあり |
ニフモ(@nifty) | 2,512円~ (端末代込) | 3GB | LTE | 40円 | ・買物ポイントプログラムあり |
UQモバイル | 2,920円~ (端末代込) | 3GB | LTE | 40円 | ・容量無制限プランあり ※ただし下り最大500K ・SMS、テザリング機能を標準で提供。 |
フリーテル | 1,600円 +端末代 | 3GB | LTE | 40円 | ・端末一括12,800円~ ・Windows Phoneあり |
※3G回線の通話料は基本的に20円/30秒。掲載している料金は2016年3月現在の税抜金額です。(mamaPRESS調べ)
とにかく安くスマホを持ちたい人には『トーンモバイル』
基本料金が1,000円(端末は別)と他と比べても安め。通話も1分たった36円です。ただし、通信が遅いのがデメリット。動画を見るには少しストレスかも。
オプションを付けると結果的に高くなった…。ということもあるので、注意が必要ですが、通話とメールくらいの最低限の機能で十分という方にはおすすめです。また、子ども向けの機能も充実なので、ママよりは子どもに持たせる、という使い方のほうがいいかもしれませんね。
端末は自由に選びたいというこだわり派は『マイネオ』
格安スマホの中には、端末の対応数が少ない、という場合もあります。でもマイネオならドコモ300種、au100種の端末に対応しているので、自由に選ぶことができます。今ドコモかauを使っているならそのまま乗り換えることもできるので端末代がかからないのもGOOD!
インターネットの速度にこだわりたいなら『UQモバイル』
インターネットをサクサク利用したいならUQモバイルがおすすめ。通信速度と接続の安定性は格安スマホの中でも最高レベル。インターネットを重視する方にぴったりですよ。料金は他と比べると少し高く見えますが、この金額は端末込です。
通話が多いなら『楽天モバイル』
パパやおじいちゃんおばあちゃん、ママ友との通話が多い方は楽天モバイルの『通話5分間かけ放題』プラン(+850円)が断然お得。実は携帯電話の通話時間の約93%は5分以内というデータが出ているくらい、実際の通話の時間は短いもの。その5分以内の通話が無料になるプランがあるんです。
格安スマホは無料通話などがないので、毎回「この通話いくらかかるかな」というお金の心配をしてしまいがちですが、850円追加しておけばその心配も不要! さらにこのプランに入っておけば5分を超えても30秒あたり10円と他社の約半額。たまに長電話になっても安心ですよ。さらに楽天モバイルは対応端末も多いので、自由に選べるところもポイントが高いですね。
メリットデメリットをよく検討を!
格安スマホには、やはりデメリットもありますが、それ以上に携帯代節約ができるという大きなメリットもあります。
インターネットや通話の質はほとんど変わらないので、余計な機能が不要な方には格安スマホがおすすめですが、実店舗が大手キャリアに比べると少なかったり、サービスが少なくなったりすることもあるので、自分の使い方に合わせて選べるといいですね。
PHOTO/cyanpic
参照/
楽天モバイル
mamaPRESS編集部
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