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2017.07.09

ビジネス経験ゼロの母親が娘とウガンダのシングルマザーを支援!アフリカ布バッグが魅力の『RICCI EVERYDAY(リッチー・エブリデー)』に注目!

立ち上げは娘、日本の社長はなんと“ビジネス経験ゼロ”の母親!

RICCI EVERYDAY(リッチー・エブリデー)

写真提供:RICCI EVERYDAY

RICCI EVERYDAY設立に伴い、千津さんが声をかけたのは、ビジネス経験ゼロの自分の母親、律枝さん。

4人の子どもを育てあげたベテランママで、PTAを務めた経験もあり、コミュニケーション能力にも長けているので、任せるのにあまり不安はなかったんだとか。

相談を持ちかけたところ、まったく不安がることもなく、二つ返事で「あら、いいじゃない! やりましょう!」と言ってくれたんだそう。

営業方法も母ならでは。静岡の伊勢丹にアポなしで押しかけ、バイヤーに会わせてもらったことが最初の商品の売り込みだったのだとか…! 今では、主婦業のかたわら、日本での業務は殆ど律枝さんが担当しているのだそうです。

オンラインストアの商品管理はもちろん、百貨店のポップアップストアに出店する際は、商品を搬入し、お店に立ち、終わったら片づけて帰るまで、すべてこなす自分の母親の姿に、千津さんも感心しているのだそう。

「これまで子どもを4人も育てあげてきたからか、とても仕事が早く、マルチタスクをこなすことが得意です。常に効率を考えていて、私なんか「何でこんなことにこんなに時間をかけているのよ!」って怒られています笑。」

まさに、ママとしての経験が仕事に活かされているのですね!

支援することは大事。でもその先に“つながる”支援をしないと意味がない

RICCI EVERYDAY(リッチー・エブリデー)

写真提供:RICCI EVERYDAY

この事業を始めて、スタッフたちから実際に感謝されることも多いけれど、「自分も彼女たちの技術に助けられていることのほうが多い」と千津さんは言います。

NGOでさまざまな支援の仕方を模索してきた千津さんにとって、この“雇用して支援する”というやり方はとても理想的なんだそう。

ボランティアをして無償で支援するのももちろんいいけれど、どうしても支援する側とされる側とで上下関係ができてしまい、それに違和感を覚えていたんだそうです。

「もちろん、支援するかしないかで言ったら、するほうがいいけれど、支援される側の人たちの、その先の生活を良くすることにつながるやり方をしないと意味がなく、そういった支援の仕方を模索するのが、今後の課題です。雇用して支援するというやり方は、お互いがフェアな関係でいられるので、今の私に合っているなと感じています。」

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tommy☆

tommy☆

1984年生まれ。静岡出身、2014年生まれの女の子のママ。大学卒業後、Web業界で7年間働いた後、結婚&出産で退職。娘が2歳になってから、のんびりと子育てをしながらエディター...

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