2016.02.13
3兄弟を東大に合格させた『佐藤ママ式勉強法』に迫る!
3人息子を全て東大医学部へ合格させたママとしてテレビで紹介されている『佐藤ママ』をご存じですか?勉強は親のサポートありきで進めるものというママの考えは、コメンテーターをざわつかせることも多く、話を聞く前から苦手と感じてしまっているママもいるのではないでしょうか。
ここまでは真似できないけどちょっとあやかりたい、ちょっと気になる佐藤ママ式子育て術をまとめてみました。
勉強机はリビングに。サボり防止だけじゃない効果があります
「子ども部屋に勉強机を置かずにリビングで勉強させる事でサボる隙を与えません!」なんて強い言葉でおっしゃったのはテレビ向け。
実はもう一つ重要な効果があったんです。常に目の届く範囲に子どもがいることで自然とコミュニケーションが生まれたり、子どもの変化に気づけたりといったメリットもあるんですね。
「興味」は勉強の入り口。追求のお手伝いは親の役目
これは某テレビ番組でお話されていたことですが、「例えば一緒に散歩する。その時に一輪の花を見つけてその花の名前を質問された。あなたならどうしますか?」
佐藤ママはまだ子どもたちが小さかった頃、そんな場面に出くわし、次回からは辞典を持って散歩へ出かけたそうです。「これなあに?」が勉強のきっかけ、知識を増やすことの楽しさを知る入り口になるんですね。
勉強のペースメーカーは親。暗記のお手伝いだってするんです
「勉強はガッツで乗り切るのではなく効率的に」そう考えるママだからこそ、テストに向けてのペース配分だって取り仕切っていました。何時から何分間どの教科の勉強をするか、キッチンタイマーを使ってタイムキーパーをしていたなんて頭が下がります。
その上、それを大学入試まできっちり管理していたなんて、プロママと言われるだけあって徹底されていますね。
また、食事の時間は暗記の時間と決めて、食事する子どもたちに向かって間違えた問題や暗記モノをまとめたノートを使って復習します。これも“時間を効率的に使うため”だそうですが食事くらいゆっくり…と思わなくもないですね。
受験は今しかできない。恋愛は大学に受かってからしなさい
「受験験勉強中の恋愛はご法度!」、「愛だの恋だのにうつつを抜かしている暇があれば単語の一つでも覚えなさい!」がママの考え方です。
ママ友から聞いた失敗談を日々、子どもたちに語っていたそうで、「○○先輩は遊ぶことに夢中になって浪人した」、「□□先輩は彼女にうつつを抜かして医学部を諦めた」、「医学部に入ればモテるよ」と言い聞かせていたとか。うーん、ここまで言われれば受験生の間は我慢…できますかね。
「東大に入れることがそんなに偉いのか! 勉強だけできても社会では生きていけないのでは?」なんて、佐藤ママに対しては、そんな批判もちらほら聞かれています。確かに佐藤ママの考え方は過激ではありますが、母の愛が詰まった行動として子どもたちをサポートされたのでしょう。
全部をマネすることは出来なくても、日々の参考までに知っておくのはいいかもしれませんね。
参照/With news 3兄弟とも灘→東大理Ⅲ 「プロママ」が伝授する東大合格への7カ条
dot. 息子3人を東大に入れた佐藤ママ「受験に恋愛は無駄です」
minami
1984年生まれ。新卒で入社した会社で求人広告の書き方を覚え、人に何かを伝えることの楽しさを知りました。退職後は求人関連のコラムを書いていました。今は4歳と1歳の怪獣2匹に囲...
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