2017.07.19
写真を飾るだけで『自己肯定感』がUP!写真選びのポイントは?
あなたの家の玄関やリビングにはお子さんや家族の写真を飾っていますか?
最近人気のシンプルライフの影響もあり、飾り棚や壁には何も置かないというご家庭も増えているかもしれませんね。でもそれ、とってももったいないことをしているかも!
実は家に子供の写真を飾ると、子供の『自己肯定感』がUPして子供が将来しなやかに強く生きていくために必要な力を身につけることができるんです!
『自己肯定感』は、将来しなやかに生きていくために必要な力!
自己肯定感とは、かんたんに言えば「自分のことが好きだ」と思えること、「自分は価値ある存在だ」と認められることを言います。
自己肯定感がある子供はさまざまなことに取り組む意欲も高く、何か障壁があったとしても「自分ならできるはず!」と努力を続けて、乗り越えることができます。また、自分には存在価値があると、自分に自信を持っています。
逆に自己肯定感が低いと、困難に打ち勝つ意欲もわかないばかりか、自分に自信がないために人の目を気にして、人間関係のトラブルを起こす、意欲が低下し無気力になる、といった心配もあります。
自己肯定感は子供の将来に大きな影響を与えるとも言われており、受験や就職、結婚など、人生における重要な局面においても、しなやかに強く生きていくために必要な力です。
子供が自己肯定感を持てるようにしてあげることは、パパやママができる最大のプレゼントとも言えるかもしれません。
写真をたくさん飾るだけで自己肯定感がUP!
子供の自己肯定感を育てるには、何かしら褒めてあげること、存在そのものを認めてあげること、そしてそれを毎日継続していくことが必要ですが、「あなたは大切な存在なのよ」「生まれてきてくれてありがとう」「とてもよく頑張っているわね」そんな言葉がけを毎日続けるのもなかなか難しいかもしれませんね。
でも、どんな家庭でもかんたんに子供の自己肯定感を高める効果的な方法があるのです!
それが“家の中に子供の写真をたくさん飾る”ということ。ただそれだけで子供の自己肯定感がUPするんだとか!
兄弟や家族みんなで仲良く一緒に写っている写真もおすすめです。そのような写真を毎日見ているうちに、「僕はパパやママに愛されている」「私たち兄弟は仲が良い」「私は家族に大切にされている」「私も家族みんなが大好き!」という気持ちが育まれていくといいます。
このように写真を通じてパパやママ、家族の愛情を実感することで、自然と自己肯定感は高まっていくのです。
子供の“輝いている瞬間”の写真を選べばより効果的!
飾る写真を選ぶときは、家族の仲の良い写真だけでなく、“子供の輝いている瞬間”の写真も選ぶと、自己肯定感UPにより効果的です。
どんな子供にも、輝いている瞬間が必ずあるものです。たとえば、頑張って練習してプールに飛び込めるようになった姿を写した写真、ママのお手伝いでお料理やお掃除を頑張っている写真、一生懸命絵を描いている写真、集中してピアノを弾いている写真など、子供の頑張っている姿、かっこいい姿を写真に撮って、子供が毎日目にするところに飾っておきましょう。
こういった写真からは、自分のかっこいい姿を客観的に見ることができ、そのたびに自分の成功体験を思い出し、「自分は頑張れる!自分はできる!」という思いを強くし、自信につなげていくことができます。
お手伝いを頑張ってくれている写真の横に「○ちゃんの作ってくれたごはん、みんなが美味しいと喜びました!」「○くんのおかげでお部屋がこんなにきれいになりました!ありがとう!」などとコメントを添えてあげると、「ぼくは役に立っている!」「私は家族に喜ばれている」と自己肯定感がさらに増すかもしれませんね。
ただ子供の輝く瞬間を切り取って、写真におさめ、部屋に飾るだけで、子供が生きていくうえで大きな力になるのであれば、ぜひ試してみたいですね!
これまで撮った写真を早速見直して、早速取り入れてみてはいかがでしょうか?
PHOTO/GraphicsRF/Shutterstock
参照/
東洋経済オンライン「家が「写真だらけ」の子が幸せに近づく理由」
国立青少年教育振興機構「自己肯定感とは」
ならいごとキッズ「くじけない強い心が育つ!自己肯定感を高める2つのポイント」
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記事提供:ならいごとキッズ マガジン