2016.02.04
冬の乾燥対策が超大事!大人ニキビをやっつけよう
「あっ。またニキビが…」。せっかくなくなったと思っていたのに、何度もできてしまう大人ニキビ。なかなか治らずに跡が残ってしまってお悩みの方もいるのでは? そもそも大人ニキビはどうしてできるのでしょう。原因と対策法を知って、ニキビ知らずの肌を手に入れましょう。
大人ニキビはなぜできる?
思春期のニキビは、ホルモンの影響を受けて皮脂が過剰分泌しているためにできるケースが多いです。一方で大人ニキビの場合は、皮脂の過剰分泌以外にもさまざまな原因が考えられます。睡眠不足や食生活の乱れといった生活習慣や、ストレス、便秘。排卵後から生理が始まるまでの間に増える黄体ホルモンの影響を受けているケースもあります。
また、クレンジング剤やメイクがしっかり落とせていないことや、乾燥が原因でできることも多いです。心当たりはありますか? しっかり原因を見極めて、対策していくことが大切です。
保湿と部屋の空調を見直そう
大人ニキビの原因が乾燥の場合、本人が気づかないうちに本来必要なケアとは反対のことを行ってしまうことがあります。「ニキビだからさっぱり系のケアを!」と保湿を怠っている人は、逆効果になっているかもしれませんので、注意してください。
空調によって乾燥するケースもありますので、加湿器を置くなどして対策しましょう。乾燥は子どもの肌や健康にもよくないので、家の乾燥対策はとっても大事。今すぐ見直してみて。
熱いシャワーでクレンジング&洗顔はNG!
「お風呂は暖かいし、毛穴が開いてクレンジングや洗顔には最適!」と思っていた方。注意が必要ですよ。シャワーの温度が高いとNGなんです。温度が高すぎると、必要な皮脂まで奪い取ってしまい、乾燥の原因になってしまいます。
また、洗顔料の泡立ちも悪くなってしまうんです。よく「ぬるま湯で」と洗顔料の説明書きにも書かれていますが、これが実は大事! しっかり守りましょう。そして、洗顔後(お風呂から上がった後)はすぐに保湿することが大切です。
ビタミンB群を摂ろう!
大人ニキビの対策として、ビタミンB群を摂取するのも効果的だと言われています。ビタミンBは、健康な細胞を作り出すはたらきをしてくれますから、これが不足すると肌が荒れやすくなるんです。
ビタミンBは、豚肉やレバー、牛乳、うなぎ、ナッツ類といった食品に多く含まれます。レバーは少し苦手な人も多いかもしれませんが、他の食材は子どもが好きなものも多いので、ぜひ意識して普段の食事やおやつに取り入れてみてください。
皮膚科も活用してみて
最後に、特に症状がひどく、なかなかよくならないなら、皮膚科を受診するという方法もあります。自分の症状に合った塗り薬だけでなく、漢方薬やビタミン剤などを処方してもらえることも。ひどくなるとニキビ跡が残ることもありますので、そうなる前に早めに手を打ちましょう。
ある程度のストレスや睡眠不足はつきものの“ママ業”。でも、美肌もあきらめたくないですよね。できる限りの対策をして、大人ニキビ撃退を目指しましょう!
村山明日香
神奈川県在住。三十路に突入しました。元雑誌編集者で、現在はフリーライター&エディター。やんちゃすぎる2人の子どもたちの育児をしながら、合間に執筆やチェック作業。おカタい...
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