2017.01.10
柔軟剤、使いすぎてない?『柔軟剤の香り』が“スメルハラスメント”の要因にも
『セクシャルハラスメント』『パワーハラスメント』など、いろいろな“ハラスメント”があるなかで、ニオイに関する『スメルハラスメント』があるって知っていましたか?
ニオイというと体臭や口臭などを思い浮かべがちですが、最近ではキツすぎる『柔軟剤』のニオイも問題になっているのです。
柔軟剤の香りが “スメルハラスメント”の原因になることも!
柔軟剤といえば、最近では香水のような華やかな香りや、爽やかな香りなどいろいろなタイプがあり、年間を通して利用する家庭も増えています。乾燥する秋冬には、静電気防止目的で使用するところもありますよね。でも、それが“スメルハラスメント”につながる可能性があるんです。
“スメハラ”には、実はキツすぎる香水や柔軟剤の匂いも含まれています。柔軟剤が“良い香り”だと思っているのは本人だけで、じつは周囲は“くさい”と思っているケースもあるんだそうですよ。
ご近所や周囲の人と…柔軟剤の香りによるトラブルが急増中?
最近では、強すぎる柔軟剤の香りが、ご近所トラブルや周囲への迷惑行為にもなる例が…。たとえばベランダに干した洗濯物の柔軟剤のニオイがキツすぎて、近所から苦情が出るケースも発生しています。
また、電車や事務所などの区切られた空間では、服に付いた柔軟剤の香りが周囲へ迷惑をかけていることも…。香水や汗などほかのニオイと混ざってしまい、周囲の人が頭痛や吐き気といった体調不良に陥ってしまうこともあるようです。
思い切って『無香料』という選択もアリ
「もしかして…」と思い当たる節があったら、解決法の1つとして、香りが弱い、もしくは無香料の柔軟剤を選ぶことがあげられます。
また、洗剤の中には、最初から柔軟剤が入っているものや香りつきタイプも多いので、まずはここに注意しましょう。柔軟剤をプラスするなら、洗剤は香りが弱い、もしくは無香料タイプを選ぶといった工夫をしてみては?
香りつきの洗剤を使用する場合は、柔軟剤との“ニオイ合わせ”にも注意です。たとえば、洗剤は柑橘系なのに、柔軟剤はココナッツ系の甘い香りだと、混ざると悪臭になることも。このときは、同系統のものを選ぶようにすれば、心地よい香りを楽しめます。
洗剤や柔軟剤の香りは、使っているうちに鼻が慣れてしまい、“香りを感じないから”と使用量がどんどん増えてしまうことがあります。それが知らず知らずのうちに“スメハラ”になっている可能性も!
柔軟剤の使い方を少し見直してみませんか?