2018.03.11
ただのイクメンじゃない!『スーパーダディ協会』のダディたちがカッコイイ!
子育てや家事などにパパが積極的に参加するのは、もはや当たり前のような風潮がある今の日本ですが、もっと先を行く『スーパーダディ協会』なるものが存在します。
時代の流れで仕方なく育児をするのではなく、“本当に家族と向き合いながら仕事と育児を両立させる”ことを目指すパパたち。その奮闘ぶりとは?
NPO法人『スーパーダディ協会』は“自分から楽しみながらやる子育て”を実践
少子化や女性の社会進出がますます進んでいる現代の社会にとって、“女性が出産・子育てしやすい環境づくり”はもっとも大きな課題の1つですよね。
その実現のために必要不可欠なのが、男性も女性と同じように仕事と育児を両立させてサポートすること。しかし実際には日本での男性の家事や育児への参加時間は、先進国の中でも最低基準となっているのが現状です。
そこで立ち上がったのが、TBSのプロデューサーである高橋一晃さん。仕事と育児を全力で頑張る『スーパーダディ』の普及によって、男性の育児に対する社会の理解を得たり、育児に関する情報交換などの場を提供し、男性の育児に対する不安などを解消することを目的として『スーパーダディ協会』を発足させました。
こうして男性もしっかり育児に関わっていくことで、女性も“子育てだけでないプラスの人生”を歩めるようにサポートしようという取り組みなのです。
『スーパーダディ協会』はそれぞれの特技を活動に活かしている
スーパーダディ協会には現在22人の理事が在籍しています。そして、それぞれがやりたいことや得意なことを活動に活かすというスタンスです。
例えば、これまでに行ってきた活動内容には“ゆるく家事をする”『ゆる家事フェス』や、“お花を学ぶ”『お花塾』、メンバーと交流のあるサッカーの元日本代表選手の岡野雅行さんが教えてくれる『野人走り塾』(速く走る方法を親子で学ぶ)など。
今後は一般からも会員を募集していくそうなので、協会のHPをチェックしてくださいね!
いずれは“男性目線”で困っている人の育児をサポートする存在に!
代表の高橋さんは、スーパーダディ協会や自身の今後の展望について、子育てで困っている人や助けを必要としている人をサポートしてあげられるような存在になりたいと語っています。
例えば、園につき一人スーパーダディのライセンスを持つ男性が常駐して、男性目線でのケアや保育士の心のケア、またシングルマザーの子どもに対してはパパ代わりになったりと、保育・教育現場のさまざまな面でサポートしていくことが目標なのだそう。今後のご活躍にますます大注目です。
高橋さんのモットーは、「仕事当然家事育児!(しごととうぜんかじいくじ)」。一家の大黒柱として仕事は当然大事だけれど、家事や育児にもしっかり取り組む!
こんな考えのパパたちが日本中に増えていけば、ママも子どもも、そしてパパも、よりハッピーな毎日が送れそうですね!
PHOTO/Monkey Business Images/shutterstock
参照/
NPO法人スーパーダディ協会|SDA
東洋経済ONLINE「育児は俺に任せろ!スーパー父親軍団の正体」
すいっち「パパコミュニティ紹介㉑「NPO法人スーパーダディ協会」~名前は“スーパー”だけど“ゆるさ”を大事にするパパコミュニティ~」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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