2017.03.29
寝付きがよくなる!赤ちゃんがぐずったら『おひなまき』を試してみて!
欧米では“スワドリング(Swaddling)”が最新育児法として推奨され、あのキャサリン妃も採用していることで話題になりました。新生児から生後2~3ヶ月の頃までの寝付きがよくなるのだとか!?
日本でも『おひなまき』と呼ばれ、新たなブームを巻き起こしていますよ。
『おひなまき』ってなに?
生まれたばかりの赤ちゃんは、前触れもなく手足をびくつかせるモロー反射を起こすことがあり、それによって眠りを妨げられたり驚いて泣いてしまったりすることがあります。モロー反射自体は正常な反応ですが、なかなか寝付けないのもかわいそうですね。
そんなときに手足も一緒にキュッと布で包む『おひなまき』をすることで、お腹の中にいたときと同じような姿勢になりリラックスできるのだそう。
時計の音やテレビの砂嵐の音はお腹の中の音に似ているからいいといわれるように、生まれたばかりの赤ちゃんには胎内と似た環境を作ってあげることで安心するようですね。
実はこの方法は世界中で昔から受け入れられている手法で、日本でも“おくるみ”と呼ばれたりします。
おひなまきのやり方と注意点
出典:エイデンアンドアネイ
- スワドル(おひなまき用の布)を少しずらして三角に折り、中心に赤ちゃんを寝かせます。
- 赤ちゃんの肘を少し曲げるようにして体に添わせ、布でしっかり包んだら端を赤ちゃんの体の下に入れて巻き付けます。
- 布の下側を持ち上げて足を包みます。
- 反対の肘も少し曲げるようにして体に添わせ、胸の上を通って布で包みます。余った布は体の下に入れてしっかり巻き付けます。
ポイントは赤ちゃんの腕が動かないようにしっかり固定するように巻き付けることです。SIDS(乳幼児突然死症候群)を避けるため、おひなまき中でもまれに寝返りすることがありますので、うつぶせ寝にならないように気を付けてください。
また、窒息の危険があるので柔らかい寝具では寝かさないようにしてください。赤ちゃんを温めすぎないよう、おひなまき用の布の素材は通気性のよいものを選ぶようにしましょう。
オススメのおひなまきグッズとママたちの声
産まれてくる子どものために創られた『aden+anais(エイデンアンドアネイ)』は、ママのこだわりが詰まった逸品だからこそ多くのママから支持される人気のブランド。スワドルでは不動の人気を誇ります。mamaPRESSで行った座談会でも大好評でした!
通気性もよく柔らかい肌触りでありながら耐久性にも優れた“モスリンコットン”が、使い込むほどに肌になじんでいきます。お値段もお手頃なのがうれしいですね。
おひなまきでよく寝るようになったという声も!
先輩ママからのアドバイスでおひなまきにしてみると、グズっていた子も寝てくれるようになったそうです。やっぱり落ち着くのですね。
寝顔がまるで天使のよう!
すやすやと気持ちよさそうな寝顔がまさに天使のよう! 見ているこちらまで心地よい眠りにつけそうです。
ママの家事も進んで助かります!
とりあえず包まってるだけでも安心!? 寝ている間にママも家事が進むのでとっても助かりますね。
赤ちゃんって何をしても泣き止まないことってありますよね。そんなときにもおひなまきは一役買ってくれそうです。ぜひ試してみてください。
PHOTO/Iren_Geo/Shutterstock
参照/
All about「寝ないベビーには「おくるみ」が効果アリ!」
NPO法人SIDS家族の会「スワドリングの使用」
トコちゃんベルトの青葉「おひなまきの使い方」
津田マリリン
1977年愛知県出身。アプリ開発の経験を活かし、All aboutのiPhoneアプリガイドとして執筆中。ママのためのスマホ&アプリ活用術をお伝えしていきたいです。心理カウンセラーの資格...
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